今日は羽田空港第１ターミナルに４月１０日にオープンしたばかりのPCR検査センターに行ってきました。
羽田空港第1ターミナルと第2ターミナルにオープンしたばかりのPCR検査センター。早速調査にいってきました。今回行ってきたのは第1ターミナル（JAL側）の方です。
場所
上記は羽田空港の出発ターミナルの地図です。
チェックインの際に青の丸をいれたお土産とレストランのあるエリア「マーケットプレイス」の4階にあります。
上記は4階の地図です。
場所にしるしつけました。
検査と料金
こちらの検査場のすごいところは、
何と言ってもお値段がやすいこと。
そして結果が15分ででるという速さ！
検査方法
クイック検査は鼻腔ぬぐい液による抗原検査なので、綿棒で鼻の中を自分でこすって検体を採取する方法になります。
PCR検査は唾液による検査になります。
陰性証明書
陰性結果がでたら、陰性証明書を、無料で発行してもらえます。
もし陽性だったら
飛行機には乗れません。速やかに提携の病院を受診することになります。
オープンした４月10日ごろは、川崎にある病院に搬送されることになっていましたが、今は患者数が多いからか、自分で受診することになるようです。
注意事項
- 検査を受けるためにはホームページから予約する必要があります。
- 陽性の場合には飛行機には搭乗できないため、手荷物を預ける前に検査する必要があります。
- PCR検査は最短2時間となっていますが、2時間空港で待機して、結果が出たらすぐに陰性証明書をもらいたいと伝えたところ、あくまで2時間は最短時間なので混み具合によっては、翌日になることもあるということでした。（ホームページでは検体のご提出が15時までの場合は19時まで、15時以降の場合は翌日中となりますと記載されています）
- お支払いは現金不可です。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済、Suicaなどの交通系ICカードが必要になります。
陰性証明書は海外渡航に使える？
各国によって、渡航に必要な証明書があるかと思いますが、私はアメリカに戻らなければならないので、アメリカ行きの陰性証明書として使用できるのかを、航空会社に確認しました。
結果は「不可」でした。
こちらで発行していただける陰性証明書の記載事項は「名前」「検査日」「検査結果」「検査方法」です。
CDCの公式文書を確認すると、
「有効な検査結果とは、検査機関での検査結果を記載した文書(書面または電子コピー)でなけれ ばなりません。検査方法は、ウイルス検査(核酸増幅検査または抗原検査)で、陰性結果は搭乗 前に航空会社に提供される必要があります。検査結果を記載した文書には、被検者の人定情報、 検体採取日、検査方法が含まれている必要があります。陰性結果はフライトの出発前 3 日以内に 検査したことが示されていなければなりません。」
「アメリカに行くために求められている陰性証明書には航空会社や他の航空機オペレーターが、検査結果その他必要情報を確認できなければなりません。また求められた場合、公衆衛生当局の係官に提示する必要が あります。
そのため確認するのに十分な人定事項が記載されている必要があります。これには、氏名、生年月日、年 齢、パスポート番号などが含まれます。」
とありますので、
名前しか記載されていない陰性証明書では渡米することができません。
安いし早いし、これで渡米できたら本当に便利なのですがとても残念です。
まとめ
私が伺ったときは平日でしたが、混み合っている様子もありませんでした。
１日の検査数が決まっているようですが、
飛行機を利用しない人でも検査を受けることができます。
大事な人に会いに行くときや、ビジネス渡航でも、手軽に受けられてすぐに結果がでますし、陰性証明をもっていけるというのは、自分にとっても相手にとっても安心できるので、活用したい施設だと思いました。
しかし、係員の方がおっしゃっていたのは、あくまでも自分で検体を採取して検査をするので、公的な陰性証明ではないということで、海外渡航に使用するのは難しいということでした。
これで、陰性証明書が改良されて海外渡航にも使用できるようになれば、便利ですね。
アメリカに渡航を考えておられる方は、別の記事で、現在渡米の際に認められた陰性証明書が発行できる機関の最安値を調査した記事がありますので、よければご覧ください。
最後までお読み頂きありがとうございます。
