アメリカ 電気・インターネット・水道・ガスの申し込み

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今回はアメリカでのスタートに欠かせないライフラインの会社の探し方、選び方、契約についてのお話をしたいと思います。

 

 アメリカで家探しをして契約を終えても、ライフラインを整えなければ、生活が始まりません。この記事はテキサス州で渡米時に必要なことをまとめました。

 

電気

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テキサス州は電力自由化が進んでおり、良いのか悪いのか自分で電気会社を選ばなければなりません。

正直、消費者にとっては選ぶ権利と自由があってありがたいお話なのですが、赴任したばかりだと、どれだけの電気を使うのか、それは高いのか安いのか、その会社は安心なのかどうかもわからない人間にとっては選べることは悩みが増える種でもあります。

まず、渡米したばかりでソーシャルセキュリティーナンバーがない場合は契約をしてくれないこともあります。

また渡米時はクレジットヒストリーがないため、社会的な信用がまだなく契約時にデポジットが必要な場合がありますが、解約時には返却されます。

立ち上げでソーシャルセキュリティーナンバーもなく、どの会社も契約が難しそうという場合は、TXU(Texas Utility)であればデポジットを払うことで契約が可能です。

電気の契約はインターネットからできるとことが多く、大手の場合チャットを利用して質問をすることもできるので便利です。

またTXUは、電話の時に日本語を話せる人をお願いすると取り次いでくれることもあります。

TXUはテキサスで最も古い電力会社の1つです。100年以上にわたってテキサスに電力を供給してきたため、業界で最も有名なブランドです。信頼がある分お値段は高めになります。

他にも様々な電力会社があります。

reliant(NRG)もテキサス州で長年の実績があります。電力自由化前までは、reliantはヒューストンの唯一の電力会社でした。reliantはヒューストン地域で最高のブランド力を持っています。また現在広告キャンペーンをよく行っています。

グリーンマウンテン(GME)は20年近いの歴史があります。州内で運営されている唯一の100%再生可能エネルギーの電力会社として、独自の販売市場を持っています。

他にも新しい電力会社が多く市場にあって選ぶのは難しいのですが、下記のサイトを利用して選ぶといいと思います。

https://www.choosetexaspower.org/

Compare The Cheapest Texas Electricity Rates | Vault Electricity

 

サイトに郵便番号を入力すると、その地域に電力供給が可能な会社がでてきます。

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電力プランは様々で、夜の電気代が安いプランや、平日の料金が高めに設定されていて土日は無料など、生活プランにあったプランを探してみるといいと思います。

 

申し込み後に他社への変更もできます。しかし最低契約期間が12か月などの契約を選んでしまうと途中解約違約金が発生します。

渡米時に選びきれない場合は、「Month to month actual usage」の月ごとプランで契約し、自分の使用電力が見極めてから、ほかの電力会社や自分にあったプランを探してみるのもいいでしょう。

 

ちなみに私はriliantを選びました。

理由は信頼ができそうなTXUにしようと思ったのですが、最も値段が高く、リライアントはキャンペーンで安くなっていていた為です。

他にも値段がTXUの半額くらいのすごく安い会社もあったのですが、渡米間もないこともあって安すぎるのも、カスタマーサービスなどに諸々不安もあったのでやめました。

実際、数か月前にテキサスが大寒波に見舞われたとき、100万円ほどの電気代を請求されたなどの記事でテキサスの電力会社が問題になっていましたが、大手を選んだおかげかそのようなこともなく通常の請求でした。

 

水道

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我が家はアパートなので、水道の契約はアパートがしていているためこちらで何もしなくても2か月後に自動的に請求が来るようになりました。

自分で契約をしなければならない場合は、各都市の水道課のWater Departmentでの申し込みが必要です。現在はソーシャルセキュリティーナンバーがなくてもインターネットで申し込みができる場合が多いです。

できない場合は市のWater Departmentに「パスポート」「家の契約書」を持参して申し込みます。

水道代には上下水道と、ごみ収集代金が含まれています。

 

ガス

我が家もそうですが、ガスが使える家はあまりありません。

ある場合は、ATMOS Energyに申し込みます。

https://www.atmosenergy.com/

インターネットでの契約はソーシャルセキュリティーナンバーがあれば可能です。

ない場合は電話で申し込みます。

 

インターネット

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インターネットは今や生活で欠かせないものです。我が家もこれは入居時には使えるように準備をすすめました。

アメリカでの家探しの記事でお伝えしたのですが、アパートの場合はインターネットの契約会社可能な会社が決められています。見学時に確認したほうがいいでしょう。

我が家は「AT&T」「Spectrum」のどちらかのみ可能でした。

もし自分でえらべるのであれば

 

broadbandnow.com

こちらのサイトで、郵便番号をいれると利用可能な会社が出てきます。

我が家の場合ですが、AT&Tはソーシャルセキュリティーナンバーとクレジットヒストリーがないと契約が難しいということなのでSpectrumにしました。

 

Spectrumにはいろいろなプランがあります。

テレビとインターネットのセットプランが月89.98ドル(初年度のみ)でテレビの契約もすれば 「TVJAPAN」の視聴も申し込めます。

我が家は以前の駐在時に、全くTVJAPANは視聴せず、料金だけを払い続けた過去があるので、インターネットのみの月49.99ドルと、WIFIルーターのレンタル料5ドルを追加したプランに申し込みました。

WIFIルーターは自分の使いたいものがある場合は自分で用意しても大丈夫です。

インターネットで申し込むと、家に送付されてくるのがいつになるか不安だったので、店舗に行って申し込んで、持って帰ってきて設定しようとしたのですが、あえなくネットで申し込んでねと言われてインターネットで申し込みました。

本体を受け取って、自分で設置するのも説明書通りにやれば簡単だときいていたので、それ通りにやっても全くつながらず、サービスセンターに電話したところ、30分もしない間に技術者が家に来てくれました。(さすがアメリカ?運がよかった?)

つながらなかった理由は、我が家は新築マンションだったため、各家でインターネット回線のケーブル工事をしないとつながっていないということでした。

15分ほどで工事は完了し、設置もしてくれました。

こちらの技術者の派遣は初回のみサービスに含まれているということで、それ以降別の部屋にも回線を通して欲しいと連絡をすると50ドルかかると言われました。

新築でなければ、自分で設定するのもそれほど難しいことはないと思いますが、設置サービスが初回無料でしてくれるなら、技術者に来てもらうと安心ですよね。

頑張って準備を進めた割には、結局住み始めて1週間以上ネットが使えなかったので、解決できてほっとしました。

 

spectrumの使い心地ですが、我が家はストリーミングサービス「amazonプライムビデオ」と「NETFLIX」のヘビーユーザーですが、一番安いプランでも速度は充分です。

 

注意しなければならないことは、1年後にはどのサービスも値上がりします。

この時他の会社に乗り換えるか、現在契約をしている会社に「値段が高くなったから、他の会社に変えようと思う」と連絡すると、値段を下げてくれることもあるようです。

なんでも主張したもの勝ちなんですね。 

日本だとありえませんよね😁

 

まとめ

アメリカに渡米して最初に準備しなければならないものなのに、どれもソーシャルセキュリティーナンバーがないと難航します。

インターネットで申し込みをしようとすると、途中で必ずソーシャルセキュリティーナンバーを入力する欄が出てきて、そこはスキップできないシステムになっています。

したがって結局電話して事情を説明しなければなりません。

私のようなドメスティックな環境で育ってきた人間だと、日本ではなんでも簡単に自分で申し込んだり、手配したりできることが、こちらでは夫の協力がなければ何も物事が進まないことに、戸惑うことも多いかもしれません。

でもそれをプラスに受け止めて、ジャンジャン夫任せちゃえと思えたら、駐在生活が楽しめるようになる気がします。

どうぞ、楽しい駐在生活になりますように。

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最後までお読みいただきありがとうございました。