アメリカ 日本から持っていくべきもの・ 持っていけないもの【食品】2023年最新

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今日は渡米時に持っていくべき食品、持っていってはいけない食品について詳しくお伝えします。

 

 アメリカにいざ渡米というとき、何をもっていけばいいんだろうって悩みますよね。

アメリカはバイオテロの観点から、引っ越し荷物に食品をいれられないので持参するしかありません。私が一時帰国でも必ず買うもの、買っていくべきものをまとめました。

 

アメリカに持ち込みが禁止されている食品

肉類

生肉はもちろん加工肉もダメです。

原材料に、チキンエキス、ビーフエキス、ポークエキスといった肉系のものが書いてあるものはすべてダメです。

これ普段意識してないんですけど、買うときに見るとなんにでも入ってるものなんですよね。本当に持っていきたいものを見てるとき、「エキス」と書かれてあると、「何でもかんでもエキス入れるなー」と言いたくなります。

コンソメとか、カレールーとか、中華系の調味料は基本的にアウトです。カップ麺やスナック菓子も結構無理なものが多いです。

カレールーはこちらで買うと、とろけるカレー4.99ドル。

バーモントカレーや、ジャワカレー6.99ドル。高い!

これらは、日本から持ち込みはできません。

 

その代わりに、下記のカレーパウダーはスパイスのみですので持ち込めるのでおすすめです。

カレーはもちろん、炒め物にも使えて大変便利です。

1缶買っていくと、重宝します。

 

 
茅乃舎の野菜だしはコンソメの持ちめないアメリカには必須アイテムです。
すごく優しい味のコンソメスープができます。
オムライスなどに入れてもおいしいです。

 

果物・野菜・種子

生のものはダメです。農作物に影響を及ぼす恐れがあるからです。

加工されたもの、ドライフルーツやジャムは大丈夫です。

フリーズドライの野菜も大丈夫です。

 

乳製品・卵

こちらも加工されたものは大丈夫です。

生っぽいチーズはだめで、プロセスチーズと書いてあるもの、卵も加工されたもの、フリーズドライになったもの、粉ミルクなどは持ち込めます。

 

詳しくはアメリカのこちらのページに詳細が書かれています。

www.cbp.gov

日本から食品って持参するべきなの?

基本的には、アメリカにはたいていの街に日本食材店があります。

テキサスだって、ロサンゼルスやシカゴ、ニューヨークには到底及びませんが、ちゃんと日本食材のスーパーがあります。

また韓国系のスーパー「H MART」や中国系のスーパー「99Ranch Market」には、かなりの種類の日本の食材が手に入ります。

でも、とにかくお値段が高いんです。

当然といえば当然なんですが、日本食材スーパーに行くとどうしても「高い・・・」普段の日本の感覚で見てしまうため購買意欲がわきません。

ですから、アメリカの大都市に行かれる方で、お金には糸目はつけないぜという方は、持っていかなくても大丈夫かもしれません。

例えばこんなお値段です。


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これを見て、安いと感じた方は食品を持参しなくても大丈夫です!

 

日本から持っていくべきもの

もうだいぶ使ってしまいましたが、

私が持ってきたものの一部ですが、こんな感じです。

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  • 茅乃舎の出汁
  • 茅乃舎の野菜出汁(コンソメの代用品)
  • 久世福商店の出汁
  • 鎌田 だし醤油
  • 鎌田 ポン酢醤油
  • ヤマキの白だし
  • やまつ辻田の柚子七味
  • 松山あげ
  • 乾燥野菜
  • 国産強力粉(春よこいなど)
  • きび砂糖

この出汁さえあれば、炊き込みご飯や茶わん蒸し、おでんの味付けも完ぺきに仕上がります。自分がお料理上手になった気持ちになれます。
 

おみそ汁などには、久世福さんのお出汁がお手頃価格でお勧め。

 

食卓にこのだし醤油がないと不安になるほどヘビーユーザーです。天然のだしでできたお醤油でどんなものにかけても、お料理に使っても、濃すぎずちょうどいいおいしさになります。
 

この七味を食べてからは他のを買いたくないと思うので、アメリカにはないので買っていきます。風味が全然違います。
 

こちらもかなりおすすめ。日本の懐かしい味を楽しめます。

お漬物は売っているのですが、高菜や沢庵などで、ぬか漬けはありません。

家でつける作業が楽しめます。

 

飲む点滴。飲む美容液といわれる甘酒。もちろんアメリカでは入手が困難です。

こちらは炊飯器で甘酒の作れる優れもの。手作りの楽しみ感も味わえます。

 

 

アメリカの納豆の価格は3パックで、安くて$3、$5するものもザラです。

そのため、家で納豆作りを始める人が多いです。

市販の納豆からもできますが、衛生上、納豆菌を持っていくのがおすすめ。

大豆はアメリカで簡単に手に入りますので、日本からヨーグルトメーカーを持っていくと、簡単に作れます。3回も作れば元が取れます。

甘酒作りにも使えて便利。

 

 

松山あげ、こちらもおいしいお味噌汁には欠かせないアイテムですが、アメリカでは手に入らないので必ず買っていきます。

 

アメリカで、手に入るけどおいしくない、れんこん

(かなり日本のものと違って臭かったのでそれ以来買っていません。)

大量売りしかないので手が出しづらい、ゴボウ山芋

ほとんど見かけたことのない小松菜など、乾燥やドライフードを買っていくと重宝します。

お湯で戻すだけで、簡単に日本の味を楽しめるので欠かせません。

 

アメリカにはおいしいお塩がみつけられなかったので、こちらも必須ですね。

このお塩さえあれば、塩むすびも絶品。

 

駐在生活に欠かせない、かんてんぱぱシリーズです。

これさえあれば、おいしいデザートが簡単に作れること。

そして日本の味を楽しめることから、必ず買っていきます。

駐在員の中では昔から結構メジャーな商品です。

 

 ここまでのものは、私の行く日本食スーパーでは売られていません。

インターネットなら購入できるものもありますが、1個売りされていないものも多いので一時帰国の際は必ず持参します。

 

ここからはおそらく日本食スーパーに行けば、

お値段は高いですが、手に入るものです。

  • キューピーマヨネーズ
  • ウスターソース
  • オタフクソース
  • みりん
  • 料理酒
  • キムチのもと
  • 金のゴマダレ
  • 柚子胡椒
  • カレー粉(スパイスのみ)
  • 昆布茶
  • お茶漬けのもと
  • 片栗粉
  • かつおぶし
  • とろろこんぶ
  • 明太子パスタソース
  • ゆかりなどのふりかけ類
  • 塩こぶ
  • 味付け海苔
  • ひじき
  • 高野豆腐
  • わさび
  • からし
  • ラー油
  • お味噌
  • ドレッシング
  • アマノフーズの即席お味噌汁
  • お気に入りのお菓子

 

アマノフーズのお味噌汁はお土産にも喜ばれます。

豚汁は持っていけないため、上記のセットがおすすめです。

 

ドレッシングもこちらで買おうと思うと結構なお値段です。

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イタリアンやフレンチ、シーザーなどはアメリカ製のものが普通に買えますが、中華系や和風のドレッシングでお気に入りのものを持参したほうがいいでしょう。

チョレギや、ノンオイルドレッシングは手に入らないので私は大容量のものをアマゾンで買っています。

また、明太子が貴重なため、明太子ドレッシングがあると手軽に明太子パスタ風なものも作れて重宝します。  

 

 

食品ではないのですが、調理の際かならず利用しているこちらの消毒液がおすすめです。ケーキやパンやさんはもちろん、デパ地下でもよくみかけるこちらの消毒液は、食品に直接噴射できる優れもの。

手やまな板などはもちろん、ケーキ屋さんでは一語に直接かけているのをみかけたこともあります。

体にも安全で、除菌率が高いため、10年以上愛用しています。

アメリカでは代わりになるものが見つけられないので、お勧めします。

 

 

生活に慣れるまでは買い物も慣れないお店で探すのは大変です。

荷物に余裕があるなら、とりあえず一通り持ってくれば生活を始めやすいです。

アメリカでは手に入りにくい、お値段が高いなど、一時帰国時では、こんなかんじでお買い物をします。上記はお買い物したものの一部ですが、お勧めのもののをのせておきます。

お薦めのものは、少し高級なものとか、便利なものです!

「氷見うどん」などもめちゃめちゃおいしいですがアメリカでは手に入りませんし、やまやの明太マヨネーズや山椒、マジックスパイスなどなど、日本独自の調味料もお勧めです。

 

 

アメリカにお米は持ち込み可能か

主食であるお米ですが、精米されたお米は持ち込みまない方がいいというあいまいな定義なので、渡米時数日分の、「サトウのごはん」などを持ってくる方が無難かと思います。

お米は日本食スーパーや韓国系スーパーに行けば、コシヒカリやササニシキが購入できます。カリフォルニア米ですがお値段も味も日本とそれほど変わらないので安心してください。

この日はセールで、こしひかりが25.99ドルでした。

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アメリカ系のスーパーでも、「牡丹」などのお米が安く売られていますが、あまりおすすめできません。「かがやき」「玉錦」など、それほど日本米と遜色ありません。

一番の勧めのお米は「田牧ゴールド」です。

 

日本で調味料、食品類を購入する際は業務スーパーやコストコなどもいいですが、

大容量のものばかり買うと、冷蔵庫に保管するのが大変なので注意が必要です。

 

わざわざ持ってこなくてもいいかなと思うもの

  • 普通のお醤油
  • お酢
  • みりん
  • パン粉
  • わさびやからし

こういったものは、アメリカ系のスーパーでも普通に売っています。

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上記写真は、近所のTom Thumbの写真ですが、店舗によってはこういったものもあります。

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これらは、ウォールマートで買いました。3ドルから5ドルくらいで売っています。

アメリカのキッコーマンや、ミツカンが作っているものは輸入品ではないのでそれほど高くもないし。味も日本の味です。

ご家庭でよく消費するもの、マニアクックな調味料をもってきた方がいいでしょう。

 

※2023年追記

最近、アメリカのインフレのせいもあって、すべての物の値段が上がっています。

日本の調味料も例外ではありません。

とにかく高いので、日本から買ってこれるものは何でも買ってきたほうがいいです。

 

入国時の申告について

実はダラスの空港では「税関申告書」の提出が廃止されました。

KIOSK端末での申告もありません。(KIOSK端末も撤去されました)

アメリカのほかの都市はどうなっているのかわかりませんが、本来ならば税関申告書か、KIOSKで食べ物を持ってきてるかどうかを申告します。

 

では、どこで食品を持ってきているか否かを申告するの?というと

入国管理官が確認します。

 

入国するときの「IMMIGRATION」で

何か食べ物を持ってきましたか?

はい。日本の調味料、お菓子などです。

OK!

これで終わりでした。

ここで怪しまれると、別部屋に連れていかれます。

 

持参する食べ物は念のため、英語で何といえばいいのかを調べておくと安心です。

 

もし肉エキスが入っているものが見つかったらどうなる?

現在、アメリカの入国時には申告書がなくなった分、かなりの頻度で食べ物やお酒の持ち込みについて入国審査の際に質問されます。

正直に、持っているものを口頭申告しても、審査官が怪しいと感じたり、何等かの理由で別室に連れていかれる人を見ることがあります。

多くは外国人ですが、日本人でもまれに連れていかれているのを見かけます。

では、この時もし肉エキス入りのものを持っていたらどうなるのか?

没収」されます。

ここを無事クリアしても、荷物受け取り後に外へ出るまでの間に、ワンちゃんがにおいをチェックに来てカバンを開けさせられることがあります。

勿論、持ち込み禁止品を持っていた場合は没収されます。

 

お酒の持ち込みはできるのか?

21 歳以上の大人 1 人あたり、アルコール飲料 1 Lまでが免税範囲となります。

お子様や20歳の方は免税にならないため、注意が必要です。

もし免税範囲を超えて持ち込む際には、入国管理官に申告し、追加の税金を支払う必要になりますので、その後の手間を考えれば、免税範囲内での持ち込みをお勧めします。

 

 まとめ

 ご家庭で愛用している調味料や、マニアックな商品をもってくるといいでしょう。

(例えば、私の持参したお出汁類や、だし醤油、限定発売の鍋キューブ、ノンオイルドレッシング、つくだ煮、ふりかけ、タルタルソースなど)

塩や砂糖、お酢などはこだわりのものがなければ、持ってくる必要はないでしょう。

持ち込みを禁止されている肉エキスの入っているものには注意しながら、買い物すすめてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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