自然科学博物館に行ってきました。ヒューストン有数のコレクションは魅力がいっぱいでした。博物館の駐車場や施設内についてお伝えします。
ヒューストン自然科学博物館とは
ヒューストン自然科学博物館は、1909年にオープンした教育と科学に焦点を当てた博物館で、米国内でも有数の大規模科学博物館です。
博物館は、「4階建ての自然科学ホールと展示品」「プラネタリウム」「バタフライセンター」「ジャイアントスクリーンシアター」の5つのエリアで構成されています。
博物館の常設展示には、恐竜の展示、宇宙博物館、地質学、生物学、石油科学、技術、地理などをがあります。
自然科学博物館への行き方
無料の駐車場
自然科学博物館に併設された駐車場は、キャロラインストリート沿いのパーキングBで、駐車料金は写真の通り一般は$20です。
無料で駐車したい場合は、下記に記したパーキングロットAか、パーキングロットCですと、3時間まで無料です。
(GoogleMAPではパーキングロットCもAとでますが、実際はCです。)
Aのほうが近いのですが、空いていなければCに停めても徒歩5分ほどです。
開館時間
チケット料金
大人 $25(12歳以上)
大学生 $16
子供 $16(3〜11歳)
2歳以下は無料
シニア $16(62歳以上)
※木曜日は無料
他の施設も観光される場合は、ヒューストンCityPassがおすすめ。
Official Houston CityPASS® | Visit 5 Houston Attractions for $64
一般のチケットで見学できるエリア
「4階建ての自然科学ホールと展示品」を見学することができます。
(CityPassで楽しめるエリア)
※2021年8月3階・4階は改装中で見学できませんでした。
お目当ての場所がある場合はHPで確認の上で訪問してください。
入館後チケット売り場に並びシティパスのQRコードを掲示して、チケットを受け取ります。
古生物学の恐竜ゾーン
博物館の古生物学ホールには、450を超える化石と化石のレプリカがあり、地球上の35億年に及ぶ生命の歴史を垣間見ることができます。ナウマン象やティラノザウルスなど様々なレプリカは迫力満載。子供も喜ぶこと間違いなしです。
フーコーの振り子
1851年にパリの万国博覧会で展示されたフーコーの振り子(フランスの物理学者、ジャン・バーナード・レオン・フーコーにちなんで名付けられました)は、地球の自転を証明しました。眺めていると振り子の揺れで動いているように見えますが、実際には振り子ではなく、地球が回転していることによって振り子の位置がずれてピンが倒れます。
まさに地球の自転を目で見ることができるんです。物理が苦手だった私には到底計算できませんが、ヒューストンの緯度(北緯30度)では、地球が1日に約180度動くため、48時間でほぼ全てのピンが倒れるそうです。日本にも各地にフーコーの振り子はありますが、日本では42時間程度で360度振れるそうです。地球の神秘を感じますね。
テキサス野生生物のホール
大規模な改修が行われ、2014年秋に再開されました。250種をはるかに超える425の標本が展示されており、テキサス野生生物を見ることができます。ワニ、水鳥、オジロジカなどの現在の標本や、、アメリカシロヅル、ジャガー、リョコウバトなどの絶滅危惧種や絶滅種が展示されています。展示内の7つのジオラマは、動物が住んでいた自然環境を再現しています。
宝石と鉱物
カレンホールには、世界でも貴重な宝石と鉱物のコレクションがあります。750以上の美しく結晶化した鉱物を見ることができます。
古代エジプトコレクション
出典・HP
私の訪問時は閉鎖されていましたが、普段はエジプトのコレクションをご覧になれます。古代エジプト文明は、サハラ砂漠によって守られナイル川の恵みを得て3千年以上にわたって繁栄しました。このホールでは、エジプト文明の執筆物、宗教、天然資源、そしてミイラなどを見学することができます。ご覧になりたい方はホームページで再開されたか確認して訪問してくださいね。
エネルギーホール
出典・HP
こちらも見学できなかったのですが、米国のエネルギー状況をどのように変えたかを学ぶことができます。ヒューストンの主な産業である原油やエネルギー産業についての展示があります。こちらもHPを確認してから訪問してくださいね。
追加料金で見学できるエリア
プラネタリウム
追加料金がかかりますが、プラネタリウムを鑑賞することができます。
日にちや時間によって違う映像を楽しめますので、当日窓口で時間を確認しましょう。
また、インターネットでも予めチケットを購入できます。
バタフライセンター
熱帯雨林気候を再現したドームの15メートルの滝の周りにはエキゾチックな植物と何百もの豪華な生きた蝶がはばたく様子を見学することができます。
ベビーカーでは入場できませんのでご注意ください。
ジャイアントスクリーンシアター
最近改装されたシアターは約8階建ての天井高があり、野生生物、海、気象現象、などの3D映像を楽しむことができる施設です。 最先端のデジタルサウンドとライトが使われており大迫力の映像と音声を体験できます。
以下のようなジャイアントスクリーンシアターで現在上映されている映画は下記の通りです。日にちや時間によって違う映像を楽しめますので、当日窓口で時間を確認しましょう。また、インターネットでも予めチケットを購入できます。
お食事
メニュー
ハンバーガーやサンドイッチなどボリュームのあるメニューがいろいろあります。
美術館のほうにはおしゃれなカフェがありますが、こちらの方はカジュアルでボリュームがあるメニューが多いです。
チケット購入エリアのロビーにありますので、博物館に入館しなくても気軽に食べられます。
お土産
お土産物コーナーも広く充実していました。
お子様の喜びそうな化学系のおもちゃなども多くありましたので、ここでしか買えないお土産をお探しの際はぜひ、覗いてみてください。
場所は、チケット売り場の真正面です。
まとめ
自然科学博物館の常設展示だけであれば、2〜3時間ほどあれば十分ご覧いただけるかと思います。
プラネタリウムやバタフライセンターなどの、ほかの施設もご覧になりたい場合はもっと余裕をもっていかれたほうがいいでしょう。
頻繁に魅力的な特別展が行われています。
現在決定されているのは2021年11月20日から「ファラオの大王と金をラムセス2世」を見ることができます。私もぜひ行ってみたいと思っています。
大人でも童心に帰ってワクワクできる自然博物館に訪れてみてはいかがでしょうか。