ヒューストンに行ってきました。3泊4日で実際に行ってよかった場所と見どころをお伝えします。
- ヒューストン
- ヒューストン宇宙センター
- ヒューストン自然科学博物館
- ヒューストン美術館
- ダウンタウン水族館
- ケマーボードウォーク
- バトルシップテキサス
- 世界一高い記念塔 サンジャシントと歴史博物館
- おすすめスポットの場所
- ヒューストン観光モデルプラン
- ヒューストンシティーパスとは
- CityPassを利用してお得になった金額
ヒューストン
テキサス州最大の都市であるヒューストンは、アメリカ国内で4番目に大きな都市です。「ローンスター」のニックネームを持つテキサス州はメキシコから共和国として独立した時につけられたもので、その後合衆国へと併合されテキサス州となってからも、独立独歩を好み、他人と同じということを嫌う気質が根強く残っています。ヒューストンは、テキサスが独立した際の指揮官「サム・ヒューストン」に由来しています。ヒューストンは全米第2位の海港をもっており、湾岸では、貨物コンテナや石油化学プラントの集積地で、船舶運河がメキシコ湾とつながっており工業が盛んです。世界トップレベルの先端技術が集積するヒューストンは、宇宙産業や医療、多数の教育機関を抱え、未来を支える人材を育成しています。人口 220 万を超えるこの街は、世界的なアートやNASA、多くの魅力ある観光スポットに魅かれが毎年多くの人々が訪れます。
ヒューストンの気候
メキシコ湾から吹き寄せる湿気を含む潮風の影響で亜熱帯に分類されています。
しかし年間を通じて気温は東京の気候とそれほど変わりはありません。少しの違いとしては東京より夏が長く冬が短かいこと。
服装は日本と同じ季節感でOKですが、夏はかなり冷房がきいているため、羽織ものは必須です。また、6月から11月はハリケーンのシーズンのため天候には注意が必要です。
ヒューストン宇宙センター
1969年7月20日、人類が初めて月面着陸に成功しました。
「この一歩は小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩である。」というアームストロング船長の言葉は、このジョンソン宇宙センターのミッションコントロールセンターを通じて全世界に送られました。この日から、ヒューストンといえば宇宙基地の街というイメージが世界に広く印象づきました。ダウンタウンの南東約40㎞に位置するNASA(アメリカ航空宇宙局)のジョンソン宇宙センターはアポと計画、スペースシャトル計画などで重要なプロジェクトを担ってきました。現在でも宇宙飛行士の訓練、月や火星、隕石の研究などが行われています。
広い敷地にいくつもの研究施設が立ち並んでおり、その一部が観光客のために「スペースセンターヒューストン」として一般公開されています。
ヒューストン自然科学博物館
ヒューストンのダウンタウンからほど近い、ミュージアムディストリクトにあるヒューストンの自然科学博物館は人気の施設で、テキサスならではの展示物があるのも魅力の一つです。
定番の恐竜や化石の展示だけでなく、原油等エネルギー関連の展示や古代エジプトのミイラなども見学できます。また、宝石や鉱石の展示は全米博物館の中でも有数のコレクションを誇っています。子どもに大人気の温室ドームに数百匹の蝶が飛びまわるバタフライセンターや、プラネタリウムなども楽しめます。定期的に行われる特別展も魅力的ですので要チェックです。
ヒューストン美術館
ヒューストン美術館も自然科学館と同様、ミュージアムディストリクトに位置しています。ダウンタウからのアクセスがよく、本館と別館で約70,000点の美術品を収蔵しているアメリカ有数の美術館です。ルネッサンス期の宗教画と彫像、20世紀の印象派の絵画を見ることができます。モネやルノアール、モディリアーニなどの有名な絵画は必見です。美術館に隣接するイサムノグチ設計のカレン彫刻庭園(無料)もあります。
ダウンタウン水族館
ヒューストンのダウンタウンに位置する水族館で、約300種類の水生生物が飼育されています。難破船の水没した海底をイメージした展示で特有の世界観を感じることができます。またレトロな遊園地が併設されており、ビル街に現れたオアシスのような空間が美しいです。一番のおすすめはベンガルタイガーとホワイトタイガーに会えること。しつけされたトラたちにぜひ会いに行ってもらいたい水族館です。
ケマーボードウォーク
ガルベストン湾沿いにある海辺の遊園地で15のアトラクションと、いくつものレストランがあります。子供に人気のメリーゴーランドから、本格スリルライドのフリーフォールや木製ジェットコースターなど大人も楽しめるアトラクションが勢ぞろい。NASAの宇宙センターから車で10分とアクセスしやすく、独立記念日の花火大会は有名で、他にも様々なイベントが行われています。
バトルシップテキサス
戦艦テキサスは1914年に就役し、第一次世界大戦と第二次世界大戦の両方で活躍した唯一現存するアメリカ海軍の船です。バトルシップテキサスは、1948年4月21日に退役して全米初の戦艦博物館としてオープンしました。
第一次世界大戦では、北海に機雷を投下し、第2次世界大戦ではノルマンディー沖でナチスドイツと戦い、その後硫黄島や沖縄での戦いにも参加しました。
老朽化が激しく、現在メンテナンスのため艦内の博物館は閉館していますが、この戦艦は一見の価値あり。迫力と歴史をかんじる戦艦をぜひ見学に行ってみてください。
2022年にはメンテナンスを完了し再開するといわれていますので、私も再度オープンした際にもう一度訪れたいと思っています。
世界一高い記念塔 サンジャシントと歴史博物館
あまり知られていないのですがサンジャシント記念塔は、かの有名なワシントンの記念塔よりも高い174メートルの高さを誇る、世界で一番高い記念塔。
周りに高い建物がなく、突如見えてくる記念塔を見たときは驚きました。そばで見上げてその美しい姿に圧倒されました。一見の価値ありです。地上152メートル展望台からは、戦艦や周辺の水路の素晴らしい景色を眺めることができます。
ここはかつてメキシコ軍を破り独立を勝ち取った場所です。1836年にテキサス勢は、アラモの戦いやゴリアドの虐殺で兵員が減少していました。最高司令官に任命されていたサム・ヒューストンは、アラモ陥落の知らせを受け取るとゴンザレスの街を焼き払い東下を開始し、ヒューストン率いる軍が、サンタアナ将軍率いるメキシコ軍を破りました。このサンジャシントの戦いの勝利によって、テキサス共和国は正式にメキシコから独立しました。そしてその証として建てられたのがこちらの記念塔です。
1階部分が博物館になっており、テキサス州の歴史のわかる展示や写真、工芸品などが飾られています。そこで上映される約30分の映画は、テキサスとサンジャシントの戦いの歴史を詳細に説明しています。
このモニュメントはアメリカ人にとってアラモの砦と同じくらい有名で重要な場所です。ぜひバトルシップテキサスからは車で5分です。合わせて訪れてみてほしい場所です。公共交通機関はありませんので、車でしかアクセスできませんが、目の前に無料駐車場があります。
大人 博物館$6 展望台$6 特別展$6
子供(11歳以下)博物館$5.5 展望台$4.5 特別展$4
※現在展望台メンテナンスのため大人$10子供$5 HPで要確認
おすすめスポットの場所
今回行ってきたヒューストンのおすすめスポットの場所をまとめました。
ヒューストン観光モデルプラン
3泊4日の場合
ヒューストンシティーパスとは
$64で購入できるシティパスに含まれているもの
①ヒューストン宇宙センター($29.99)
②ダウンタウン水族館($14.99)
③ヒューストン自然科学博物館($25)
④ヒューストン動物園($22.95)
又は
ヒューストン美術館($19)
⑤ケマーボードウォーク($27.05)
又は
ヒューストン子供博物館($12)
つまり、5か所のうち3か所以上行くのであれば断然お得になります。
ヒューストン観光の際にお勧めです。
CityPassを利用してお得になった金額
①ヒューストン宇宙センター $29.95
②ヒューストン自然科学博物館 $25
③ヒューストン美術館 $19
④ダウンタウン水族館 $14.99
⑤ケマーボードウォーク $24.99
⑥バトルシップテキサス
⑦サンジャシント歴史博物館 $10
合計 $123.93 のチケット料金が必要でした。
今回「ヒューストンシティーパス」のおかげで
①~⑤までがすべて含まれていて
$64 +$10(サンジャント歴史博物館)
で観光を楽しむことができました。
Official Houston CityPASS® | Visit 5 Houston Attractions for $64
$49.93もお得に観光させていただけました。
ヒューストン宇宙センターなど
City Passを含むチケット最安値を探せる便利なサイトはこちら
ヒューストンは一つ一つの観光スポットが見ごたえがあり、楽しい旅行となりました。機会を作って訪れてみてはいかがでしょうか。