一般入試と総合型選抜(AO)はどうやって両立させる?【体験談】

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2021年度に大学入試改革が行われました。

一般入試とAO(総合型選抜、推薦入試、公募制推薦などの特別選抜)は、これまでよりもさらに身近な試験となると思われます。また、今後一般入試では、さらに小論文や記述式試験を導入する大学が増え、AO・推薦入試では、共通テストや英語民間試験を利用する大学が増えると言われています。

これからますます重要となってくる一般入試とAO入試の両立について、子供の体験談をお伝えします。今回は、受験後に塾から聞かれたアンケートで答えたことと本人の感想をもとに、どうやって大学受験にむけて勉強したのかをお伝えします。

 

志望大学と準備していた入試

(AO)早稲田大学政治経済学部 

(AO)早稲田大学社会科学部

(AO・一般)早稲田大学国際教養学部

(AO・一般)慶應大学法学部

(AO・一般)慶應大学環境情報学部

(AO・一般)慶應総合政策学部(AOは環境との併願は不可)

(AO・一般)慶應大学文学部

 

志望校と絞り込んだ理由

主に下記3点の理由から、志望学部を絞りました。

●第一に早慶どちらかに行きたかったということ。

●一般受験科目が、同じか類似していること(国語・英語・小論文・歴史)

●入学後に数学系の単位を必要としない学部であること。

 

一般とAOを両立しようと決めた理由

高校入学当初、AOはやることが多すぎるので、一般受験だけをしようと思っていました。基本的には英語と世界史と小論文の対策に力を入れていましたが、高2に時にオープンキャンパスに行ってみて、いろいろな説明をきいて、受けるチャンスを増やすためにもAOも受けてみようと決めました。

 

一般受験の準備はいつから

これは高校入学当時から始めていました。

駿台予備校にも週1回、通っていました。

駿台は早慶の合格実績が高いということもありますが、予備校生は無料で駿台模試が受験でき、都合が悪い場合には模試を別日に振り替えてもらえて便利でした。自分の立ち位置を常に意識するためにもいい環境でした。授業数が多いので同じ教科であれば、振り替えたり、同じ教科でも好きな講師の授業が選べたのも良かったです。また普段から合格体験者の話を直接聞ける機会があって刺激になりました。

また駿台では小論文対策が高1の科目になかったので、小論文を添削してくれるZ会の通信教育講座を利用していました。

 

総合型選抜入試(AO入試)の準備はいつから

両親にAO入試も受けたいといったのは高2の10月でした。

でも、どこかではAOも受けるかもと思いがあったため、1年の時も学校での活動や学校内のコンクールなどには積極的に参加するようにはしていました。

本格的にAOのための準備を始めたのは、高2の冬でAO対策の塾にも入りました。

 

一般入試の準備で重視たことは何?

まずは英語です。受験においてどんな学部を志望したとしても必ず必要だからです。

センター試験や、国公立の二次試験においてもさけられないのが英語です。

そして、どの大学入試においても、英語の配点が高い場合が多いのが一番の理由です。

例えば慶應大学では理系も含め配点を見てみると

文学部

英語            150 

歴史(世界史か日本史)   100

小論文           100

 

経済学部 A 方式英語            200 

数学            150

小論文             70

 

法学部

英語            200 

歴史(世界史か日本史)   100

論術力           100

 

商学部 A方式

英語            200 

数学            100

地理歴史             100

 

英語は商学部や法学部では、2科目分の価値をもっています。

英語から勉強していくというのが一番、受験において効率的です。また、英語を勉強しておくメリットとしては得点が安定しやすく、対策しやすく、文章が読めれば難しい設問がほとんどないというのが大きなポイントでした。

あと暗記科目である歴史は、学校の授業も利用して少しずつ進めていました。

 

総合型選抜入試(AO入試)の準備で重視したことは何?

まずは、活動報告書にかけるようなことがあるかについて振り返り、今後の活動についての計画を立てました。

また一番重要である志望理由書を書くために、

自分という人間はどう生きてきてどういう考え方をしていて、将来どういう人間になりたいのかということを、ひたすらに考えました。この軸がぶれると、文章を書いても一貫性のある、人の心に訴えかけるような文章が書けないためです。ここまで自分自身について書きだして、考えたのは初めてでした。この自分について向き合うということが一番重要だったと思います。

 

両立するために一番苦労したことは?

時間管理だと思います。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」にならないように、どちらも中途半端にしないための時間配分に苦労しました。

通学時間や休み時間などは、一般入試に必要な歴史などの暗記科目に使い、帰宅後の夜は志望理由書など文章を書くことや、英語の勉強をしました。

高3の夏休みまではとにかく時間を細かく区切って、手帳に計画を書きだして両方バランスよくできるようにしましたが、集中力が続かず、気持ちの切り替えが難しくて苦労しました。

そういう意味ではAOの活動報告書に書くためのイベントやコンクールは、苦労はしたけれど、勉強の合間の息抜きになっていたかもしれません。

 

AO受験直前はどのように過ごした?

7~8月はAO入試だけに時間を使いました。

8月に出願の締め切りがあった学部は、早稲田政治経済学部、慶應法学部、早稲田社会科学部、慶應環境情報学部です。

何度も書いては添削してもらい、ひたすら書くことに専念していました。

計画的に進めてきたつもりでしたが、直前になって全部間違っているような気がして、全部書き直して、徹夜して締め切り最終日出したものもありました。

夏休みは1日をすべてをAO入試のために使っているのに、時間が足りなくて焦ってばかりでした。

9月に入って学校へ行くと、周りが受験モードになってきていて、一般入試への遅れが心配になり、もしAOがだめだったらどうしようと不安に襲われました。

9月初めに早稲田の政治経済の筆記試験があり、その後、慶應も1次選考の合格頂いて、9月中は毎週末が、試験か面接となりました。

9月に出願する予定の早稲田国際教養学部は、出願書類を仕上げるための時間が取れず、出願を断念しました。

平日は学校が終わったら、グループディスカッション、筆記試験対策に追われたため、一般受験の勉強は全くできませんでした。

 

一般入試と総合型選抜について迷っている人へのアドバイス

AO入試(総合型選抜)はこれができれば完璧というものがないので、最後に書き直したり、焦ったりしてしまって時間が足りなくて困りました。

AOを受験しようと決めるのは、できるだけ早い方がいいと思います。

自分がもっと早く決断していれば、ここまで最後にあせることはなかったのかなと思います。

また、AO入試に挑戦してよかったことは、自分自身を知ることができたことです。また、将来についても深く考える機会となりました。

何かに取り組む際に、こういう考え方、こういう方法もあるのではないか、こういうアプローチの仕方もあっていいのではないかなど、多角的に物事を考える癖みたいなものができた気がします。

正直にいうと両立は、心底大変でした。一番きつかったのはメンタル面です。

今では本当にいい経験になったと思いますし、やって損はないと思いますので、AOを受けようか悩んでいる人は、悩んでいる時間がもったいないので、すぐに始めてください。

 

AO入試の結果は

早稲田政治経済学部 グローバル入試 合格

慶應法学部 A方式         合格

慶應法学部 B方式         合格

早稲田社会科学部  1次のみ合格 2次は辞退

慶應環境情報学部  1次のみ合格 2次は辞退

という結果で受験を終えました。

 

親として思うこと

本当にきつかったなというのが正直な感想です。

最後の最後まで、気の抜けない受験で、見ていてハラハラしっぱなしでした。

徹夜はしてはいけないと思いながらも、最後の追い込みのときは、家族の中の不安が犬にまで伝わっていたのでしょう、愛犬までもが体調を崩しましたwww

親もできる限りのケアをしたつもりですが、結局は本人次第ですから、最終的には祈ることしかできません・・・。

 

そんな中、親にできることは出願までに、お金の準備と振込期限を確認しておくことです。

塾に行っている場合、2次試験の面接や筆記対策の特訓クラスなどを受講すると、

10万から20万は軽く追加でかかります。

出願には、1学部、1方式ごとに、約35,000円。

合格をもらったら、初年度の振込が一括か分納にもよりますが、70万から100万円がすぐに必要になります。

 

 

一般入試との両立は、見ている側としてもキツそうで、辛そうで心が痛みました。

ただ苦労した分、子供の成長と自信につながったことは間違いありません。

AO入試から親として学んだことは沢山ありましたし、もし子供が、一般入試の勉強だけやっていたら、見れなかった景色が見れた気がします。

 

ひとつでも参考になるような内容があれば幸いです。

次回も受験についてお話ししますので、良ければお読みください。

 

 

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