メキシコシティでレンタカーを借りる方法・入るべき保険と運転の際の注意点

f:id:usakolog:20211130084957j:image

メキシコシティはUberも安くて便利なのですが、今回の旅行はピラミッドを見に行ったり、地方都市にも行きたかったので、レンタカーを借りてみました。今回、メキシコシティでレンタカーを借りたのはAVISレンタカーです。

 

レンタカー会社の選び方

海外でレンタカーを選ぶ時、何を基準に選べ場合んだろうと迷いますよね。

ズバリ、うちは口コミで選んでいます。

Google mapでレンタカー会社を探し、口コミをチェックします。大抵の場合メキシコのレンタカー会社の口コミは悪いですxxx

しかし、でも内容をチェックしてみると、それが故意的に会社が悪いのか、詐欺めいたことなのか、単にミスが多いのかが大体わかります。

例えば今回確認したレンタカー会社の口コミを比べてみると、同じ口コミ2.5であっても、

 

A社

●予約したはずが、予約されてないと言われた。

●手続きがおそかった。

●時間に行ったら休憩中で人がいなかった。

●高い保険を勧められた。

 

 

B社

●予約した車がなく、安い車をあてがわれた。

●返却時、傷がついているとデポジットを返却しなかった。

●走っていると警察にとめられた挙句、事故車だといわれ警察に連行された。

 

B社はあきらかに、悪質ですよね

 

因みに、メキシコシティのレンタカー会社は、口コミ5段階中3あればいい方です。

口コミをざっとみて、どこでも起こりうるトラブルかどうかを確認してみるといいかなと思います。

今回口コミをチェックして気になったのは、高い保険料をすすめられたという口コミが多かったのですが、確かにメキシコにおけるレンタカーの保険は高額です。読んで頂くとわかりますが、実際今回私が借りた安いカテゴリーのレンタカーだと、レンタル代と同額程度の保険代になる場合も少なくありません。これは必要経費だと思って利用した方がいいでしょう。

個人的にはメキシコ系の会社ではなく、アメリカ系の会社の場合は、トラブルが起こった際に本社に連絡すれば解決できる場合がありますので、大手アメリカ系の方がお勧めです。

 

レンタカーの予約

メキシコのレンタカーも、日本でレンタカーを借りる時同様、レンタカーの比較サイトから安いレンタカーを探して予約することが可能です。

しかし、メキシコでは各社公式サイトからの予約が一番お勧めです。

何故なら現地についてから、予約が入っていない、金額が違うなどのトラブルが多く報告されている為です。

私も、今回AVISの公式サイトから申し込みました。

また、飛び込みで借りるのはかなり大変です。

申込書などの記入などもスペイン語の場合が多いため、予約をしておく方が無難です。

 

メキシコシティのレンタカーの料金

メキシコシティのレンタカーの相場は、オートマのいわゆる一番安いセダンタイプで、1日24時間あたりUS$50~が相場です。

マニュアル車はUS$30くらいからありました。

レンタカー料金自体は日本で借りるのと同じくらいですかね?

 

私が借りたAVISレンタカーは、オートマで一番安いタイプ

Standard Nissan Versa or similar

日産のVersaと同タイプというカテゴリーです。

Automatic Transmissionで、

事前支払い割引利用で1日約$47でした。

 

メキシコでレンタカーを借りる際に入るべき保険

メキシコでレンタカーを借りる際に気を付けたいのが保険です。

レンタカー会社によって保険の名前や内容は色々ですが、私が借りたA VISの保険でご説明します。

Cover The Car (LDW) 

LDW

(Loss Damage Waiver/自車両損害補償保険)

自車両保険(LDW)とは、車両をレンタル中に衝突、盗難、破壊行為、その他の原因によって車両を破損された場合に、金銭的な責任を免除するというものです。

 

1日に付き $31

 

これは絶対に入りましょう。

日本に比べかなり高額ですが、メキシコは運転が荒く何が起こるかわかりませんので、絶対に入るべき保険です。

 

Cover Myself (PAI)

PAI

(Personal Accident Insurance/搭乗者傷害保険)

レンタル契約者と搭乗者全員が、事故による傷害や死亡にあった場合に保証する保険です。

 

1日に付き  $7

 

海外旅行保険や、クレジットカードの保険でカバーできる場合、省略も可能です。

Cover My Belonglings (PEP)

PEP

(Personal Effects Protection/手荷物保険)
レンタカーご利用中に起きた荷物の盗難、破損による損害をカバーする保険です。

 

1日に付き  $3.95

 

海外旅行保険や、クレジットカードの保険でカバーできる場合、省略が可能です。

 


Cover My Liability (ALI)

ALI

(Additional Liability Insurance/追加自動車損害賠償保険)

メキシコでは強制保険の補償限度額が非常に低いため、ALIに加入することで、事故の際、保証額を最大化することができます。

 

1日に付き  $16

 

これは絶対に入りましょう。

もし入らずに事故を起こした場合、何千万円もの借金を背負う可能性もあります。

絶対に追加しておくべき保険です。

 

その他の追加料金

①メキシコのレンタカーは25歳以下だと追加料金がかかる、もしくはレンタルできない場合がありますのでご注意ください。

②運転手を2人以上登録するには、1人につき1日$6.64の追加料金が必要です。

③空港で借りたり返したりする場合は、空港料金が追加される場合があります。

④借りた場所と返却場所が異なる場合、別途料金が追加される場合があります。

➄チャイルドシートをレンタルしたい場合は1日$7.49追加料金が必要です。

➅貸出書でレンタルの際にデポジット金として、

15,000ペソ(約$700/78000円)クレジットカードで払う必要がありました。

車の返却時に、このデポジットは返金手続きをしてくれました。

 

 

 

運転免許証について

メキシコで運転する際には、アルファベット表記の運転免許証が必要です。

日本からの場合は国際免許証を必ず用意してください。

アメリカ在住の方は、アメリカの運転免許証でレンタルし、運転することが可能です。

また、パスポートの提示も求められましたので用意しましょう。

 

レンタル手続きの際の注意点

日本でレンタカーを借りた経験のある方はもちろん、アメリカでレンタカーを借りたことのある方は、長く見積もって30分もあれば借りられると思いますよね?

メキシコでは予約済み、支払い済みで現地に行っても、手続きに1時間はかかります。

カウンターで待たされたり、運転免許証の登録、パスポートの確認、保険の確認、様々な書類にサインをする必要があり、予約済みでも7か所程度サインを求められました。

予約時間の30分前には到着して手続きを進めるといいかと思います。

車まで案内されたら、傷やへこみはよくチェックしましょう。

できれば、写真や動画で車を撮っておくことも有効的です。

メキシコでもAvisではきちんと傷のついてるか所を予め、書類に記載して渡してくれました。この点においては、アメリカで借りる際よりも、きっちりしているなと感じました。

レンタカーにかかったお金

今回のレンタカーを借りる際にかかったお金の内訳ですが

3日間のレンタル 

Standard Nissan Versa or similar

(先払いの場合、34ドルOFFということで先払いしました)

基本レンタル料 $141(現地払いだと$175)

保険料     $141 (LDW$31+ALI$16 ×3日)

税金と手数料  $95.46
内訳【管理費(4.9%)$15.20 特別追加料金(10%)$28.20
車両免許料(最大MEP84.00 /日)総税$52.0】

総額 $377.46(約42900円)

支払いはインターネットで事前払いのため、USドルで支払い。

 

別途レンタル時に、15,000ペソ(約$700/78,000円)のデポジット要

 

メキシコシティのどこでレンタカーを借りるのがおすすめ?

普通の旅行であれば、空港で借りて空港で返すのが一番楽で便利ですよね。

しかし、メキシコシティの空港で借りるのはあまりお勧めしません。

なぜなら、空港付近は治安が悪く、道が狭く、街灯が少ないため暗く、いきなり運転を始めるには適さないかなと思うためです。

また、空港で借りる際の追加料金もかかるため、ご自身のホテルの近くで借りるのがおすすめです。

私が借りたのは、メキシコの日系企業さんのオフィスも多い、レフォルマ通りの独立記念塔の近くにあるAVISです。

受付の女性は英語も話せましたし、感じも良かったです。

意外にも飛び込みで借りにきている人を何人もみましたが断られていました。

人の出入りが多いところをみると、人気のある店舗なのかもしれません。

 

 

メキシコで運転する際の注意点

アメリカで運転している方は、左ハンドル右側通行に慣れているので、それほど違和感なく運転が可能でしょう。

アメリカと違う点は、赤信号での右折です。

メキシコでは日本同様、赤信号の際は右折はできませんので、癖で曲がらないように注意してください。

日本から来られる方は、右側通行を意識することと、方向指示機とワイパーを間違わないように注意してくださいね。

お子様がいらっしゃる場合は、チャイルドシートは義務化されていませんが、8歳以下の子供が前の座席に乗車することは禁止されていますので注意してください。

 

また、いわゆる汚職警官問題がメキシコでは有名です。

車を止めさせ、何かしら言って賄賂を要求するというものです。

こういった件に巻き込まれないために注意することです。

 

①シートベルトを全員着用

②法定速度を守る

③運転中、携帯電話を触らない

 

当たり前のことばかりですが、これを守って運転している限り、とめられても毅然とした態度でいれば大丈夫です。

今お金を払えば安く済むと言われても、何が悪かったのかをよく聞いて、本当に違反であればチケットを切るようにいえば、引き下がる場合が多いようです。

 

レンタカーのガソリンについて

レンタカーの予約の際に、ガソリンの記載がない場合は大抵、現地にて満タン返しをするように言われます。

今回私もそうでした。

車を受け取る際、ガソリンが満タンかを確認しておいてください。

返す際、少しでも減っていると、割高な料金を請求されるので注意してください。

 

ガソリンの入れ方

メキシコでは、セルフのガソリンスタンドはほとんどありませんので、車に乗ったままで大丈夫ですし簡単です。

「lleno de Magna, Por favor. 」

ジェノ デ マグナ, ポル ファボール

と言えば、給油してくれます。

ジェノは満タンの意味で、マグナはレギュラーガソリンの名前です。

 

支払いはクレジットカードでも可能ですが、スキミングなどの被害があるようなので、できれば現金払いがお勧めです。

 

今回移動距離にして、400キロほど走りましたが、給油は1回のみで約600ペソ(約$28)でした。

 

まとめ

今回は、メキシコシティでのレンタカーを借り方についてお伝えしました。

今回の反省点としては、もっと早くレンタカー会社に行って手続きをすれば良かったということです。

結局、待ち時間を含め1時間半もかかったため、予定が大幅に狂いました。

レンタカーを借りるメリットは、自由に好きな場所にいけることです。

 

ホテルの駐車代金も無料〜100ペソ程度のところが多いです。

 

忘れずに持っていって欲しいものは、スマホのホルダーです。

メキシコでは、見たところカーナビ車がなかったので、ご自身のスマホでナビを使うためには必須アイテムです。

スマホは、Googleマップでオフラインマップをダウンロードしてから現地にいけば、電波がなくてもナビは利用できます。

 

今回のメキシコシティでの旅行は、レンタカーを借りて大正解でした。

 

安全運転で楽しいメキシコ旅行をして下さい!