メキシコ世界遺産 パドレ・テンブレケ水道橋

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メキシコシティ最大の見どころ、ティオティワカンのピラミッドを観光後、2015年に世界遺産登録されたばかりの水道橋に立ち寄ってみました。

パドレ テンブレケ水道橋について

 

テオティワカンから車で約40分、Googleマップを頼りに進みました。

途中までは高速道でしたが、途中から住宅街を通り始め、住民や放し飼いされているワンコちゃんの冷ややかな視線を感じながら、本当に世界遺産に向かってるのか不安になりました。(google mapって時々謎の道通らせません?)

その後森を抜け、ガタガタの砂利道を突っ切ると、突然水道橋があらわれました。

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世界遺産にせっかく登録されたのに、全く整備されていないところが、さすがメキシコです。

駐車場が見当たらず、野原に車を止めて見学しました。

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この看板の立っている位置が真ん中あたり後ろ側にもこのくらい続いています。

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有名なスペインのセゴビアの水道橋よりも雄大な景色で感動しました。

さすが世界遺産、一見の価値ありです。

 

 

ウィキペディア(Wikipedia)によりますと、

パドレ・テンブレケ水道橋

 (スペイン語Acueducto del Padre Tembleque) は、

メキシコメヒコ州イダルゴ州に残る16世紀の水道橋で、フランシスコ会士のフランシスコ・デ・テンブレケスペイン語版の指導で17年を費やして建造された。

アドベも駆使したこの水道橋は、最も高いところでは38 mにもなり、ヨーロッパの水利技術の蓄積と、アメリカ大陸先住民の文化との優れた融合として、2015年第39回世界遺産委員会UNESCO世界遺産リストに登録された(登録名は「パドレ・テンブレケ水道橋の水利システム」)。

パドレは「神父」の意味であり、テンブレケ神父の水道橋とも表記される。

 

ちなみにアーチが2段でない一層構造の水道橋としては世界最大だそうです。

 

まとめ

パドレ テンブレケ水道橋は、自然に融合した見事な眺めで、見に行ってよかったです。想像を超える大きさでした。

しかし、周辺道路は整備されておらず、駐車場もなく、案内所もない驚きの場所です。

後日聞いた話ですが、世界遺産に登録後、観光客がそれなりに増えたため、そこに付け込んだのか強盗などの事件が起こるようになり、治安が悪化したために警備員を置くようになったとか。

私が訪れた際には、警備員はおろか、人もほとんどいなかったため、どこに車をとめてよいのやら、戸惑うほど何もない場所でした。

私が行ったときは、遠くの方にドレスを着て、結婚式の写真撮影のようなことをしている人も見えましたので、治安の悪さは感じませんでした。

Googleの案内では辿りつかない、別の見学場所があるのかもしれませんww

テオティワカンに行かれた際は、少し足を延ばして行ってみてください。

念のため、夕暮れ以降は避け、周りには十分気を付けて見学してくださいね!