先日お伝えしたアメリカ政府から無料で頂ける検査キットが届きました。
無料のコロナの検査について
再びの感染拡大で、無料で検査をしてくれる場所があっても予約も取り辛く、症状がなければ受けられなかったり、検査結果に2日も3日もかかったりします。
もし実際に自分が感染しているかもしれないと不安に思ったときに、検査センターを探したり、結果に2日もかかるようでは安心できませんよね。
そんな時に、家に検査キットを常備していれば安心ですね。
しかし、現在薬局に行ってもセルフ検査キットが不足しているようで、売り切れていることが多いのです。
そんな問題を打開すべく、今回アメリカ政府は、アメリカ在住者なら誰でも無料で検査キットを配布してくれるという「アベノマスク」的な発表をしました。
日本ではアベノマスク、なかなか届かないうえに実用的でないとずいぶん騒がれていましたね。
アベノマスクのように勝手に届くわけではないのですが、申し込めば送ってくれるということで、とりあえず申し込んでみました。
申し込み方法
下記のサイトにアクセスします。
入力するのは上記の通り、名前や住所等の簡単なもののみ、
料金ゼロのまま、Check out nowを押せば完了です。
申し込み完了後、すぐに確認メールが届きました。
どのくらいで届いたか
こちらは、2022年1月19日から始まっており、私は1月19日に申し込みました。
1月下旬以降に発送予定と書かれてありましたので、全く期待はしていませんでしたが、
1月25日に発送しましたと、メールがきました。
1月26日の夕方に到着!!
きちんと、プチプチで梱包されています。
しかも申し込みからたった1週間で届きました。
検査キットについて
●PCRではなく、迅速抗原検査
●15分で検査結果が出ます
(ラボへ持っていく必要はありません)
●1住所に付き、4回分のキットを配布
日本とアメリカのコロナ対策の違いについて
昨日、日本の家族と話をしました。
母「アメリカは日本と桁違いに感染者が増えてるけど、もしコロナにかかったらどうするの?」
私「とりあえずは症状があれば病院に行くと思うけど、治療薬があるわけでもないし、後は家にいるしかないかな?」
母「ちゃんと食料とかは届けてもらえるの?」
びっくり!!
え?日本って感染したら食事届けてもらえるのですね。
症状があろうとなかろうと、ホテルを用意してくれたり、食事を家に届けてくれたりするんですね。
日本に住んでる方は、これって当たり前だとて思ってますか?
私には、目から鱗でした。
なんて素晴らしい国なんだろうと驚きました。
確かに、前の感染拡大の際、ニュースで、療養施設がたりない、ホテルがたりない、というのをみたことを思い出しました。
保健所から全く連絡がこない、コールセンターの電話がつながらない、食べるものがない、検査が受けられない。全て、支援を受けて当たり前という報道です。
現在の日本の状況をしらべてみました。
今、日本で感染したら
①かかりつけ医に相談
②検査
③検査結果陽性の場合
持病の有無、症状、年齢によって医師が判断
→自宅療養 (配食サービスあり)
→ホテル療養 (お迎えサービスあり)
→入院 (お迎えサービスあり)
手厚くありませんか?
こんな厚遇、他の国で住まれているどなたか、あるようでしたら教えてください。
今、アメリカで今感染したら
①病院か薬局、自宅で検査
②検査結果陽性の場合
→自宅で5日間療養
●5日たって症状がなければ、出かけて良い
但し、5日間はマスク着用義務
(CDCのガイドライン)
誰も助けてはくれません。
陽性の結果が出ても、医師すらただ結果を伝え、
せいぜい解熱剤を処方してくれる程度です。
症状の確認も一切ありません。
一人暮らしなら、きっと亡くなっても気がつかれないでしょう。
日本の政府の対策に対しては、不満に思うことも勿論ありますが、
やっぱり日本って素晴らしいって思います。
駐在員として日常から備えていること
アメリカに関わらず、海外生活では自分の命は自分で守るのが基本です。
実際、今回のような感染症だけでなく、命を脅かされることが実際にあります。
駐在生活で、実際に私自身死を覚悟したことは一度ではありません。
だからこそ、外出時の安全対策はもちろんのこと、生活に慣れても常に危険であるということは頭において生活しています。
食料と必需品について
常に少なくとも2週間、頑張れば1ヶ月は、困らない程度の食品を備蓄しています。
カップ麺や、パスタ、冷凍食品、野菜ジュース、お菓子やお酒類、飲料水など。
トイレットペーパーや衛生用品も1か月程度の分量はおいています。
薬について
渡米の際や、一時帰国の際に一通りのお薬は調達していますが、アメリカでも購入可能なものも結構あります。
無駄になるかもしれませんが、なればそれは元気だった証拠なので、必ずあらゆる種類の薬を家に常備しています。
こちらに今回、無料でいただいた検査キットを追加できました。
何が起こるかわからない海外生活、起こってからでは日本のようにすぐにはなんでも調達できませんから常に家に備えておくことが重要だと思います。
コロナに備えるべき解熱剤はどれ?
コロナにアメリカで感染した知人は、急激な高熱がでて身動きできなかったと言っていました。高熱は3日ほど続き、到底自分で病院には行けないような辛さだったようです。
そんなときのために、せめて解熱剤は手元に置いてあると安心ですね。
解熱剤は何を選べばいいのかというと、一般的な「Tylenol」がおすすめです。
Tylenolは日本でも販売されていますが、主成分がアセトアミノフェンです。
カロナールといえばわかりやすいでしょうか?もっともお医者さんがよく処方する解熱剤ではないでしょうか。
他の薬との飲み合わせがよく、胃にも比較的優しいということで広く使われています。
アメリカでは大人の場合は、下記の325mgを購入すればいいと思います。
日本で処方される際は、300㎎のものが多く、体重や症状によって1回1錠~3錠程度。
4時間~6時間おいて服用と言われる場合が多いです。
2歳から11歳の場合はお子様用を購入しましょう。
他にもAdvilやMotorinは主成分がイブプロフェンです。
日本でも有名なイブという薬と同じ成分ですね。
こちらも解熱剤として有名ですが、
新型コロナに関しては、フランスの保険大臣がイブプロフェンは感染を悪化させる可能性があると発表したことがありましたので、避けた方が無難かもしれません。
その他にも常備しておきたいお薬に関しては、よければ下記の記事をごらんください。
まとめ
今回は、無料でいただける検査キットについてお話ししました。
アメリカで暮らされている方は、いち早くお申し込みくださいね。
無料の検査キットのお申し込み