奇跡の砂 サントワリオ デ チマヨ教会で本当に奇跡が起きた! 

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新年ということで、奇跡が起きたお話です。今回は、ニューメキシコ州、サンタフェから約30分の場所にあるパワースポット、サントワリオ・デ・チマヨ教会に行ってきました。奇跡の砂~holy dirt~で我が家に起きた奇跡とは。

サントワリオ・デ・チマヨ教会 El Santuario de Chimayo

サンタフェの北にある綿織物で有名な街にある、チマヨ。

人口は約300人の小さな町に建てられた、小さな教会にはすごい力があったのです。

 

サントワリオ・デ・チマヨ教会への行き方

 

サンタフェから車で約40分

日本からは、ロサンゼルスなどを経由してアルバカーキ国際空港へ。

その後、ニューメキシコ レイスライナーエクスプレスや、空港シャトルでサンタフェまで行き、その後はレンタカーで

巡礼者はアルバカーキから徒歩で来る人もいるのだとか

 

我が家はテキサス州から車で来ました。

 

チマヨはアメリカのルルドの泉

チマヨは、カトリック教徒にとっての重要な巡礼地であり、しばしば「北米のルルド」と呼ばれています。

この小さな礼拝堂に、年間 30 万人以上の人々が訪れます。

この教会は「米国で最も重要なカトリック巡礼地の 1 つ」となっており、

1970 年に国定歴史建造物に指定されました。

ルルドと言えば、病を治す奇跡の泉で有名です。

チマヨは、この場所から湧き出る「奇跡の砂“holy dirt”を求めやってくるのです。

 

奇跡の砂 “holy dirt”とは

こちらの教会の正面左側には小さな小部屋があります。

その床には小さな穴があり、そこに無限に湧き出る砂があるのです。

これこそ奇跡

そしてこの砂は、万病に効くといわれ、

体の悪い部分にすりこむと、たちまち治ってしまうという、

なんともありがたい砂なのです。

パンフレットによると、

土を使用する際、イエスの名前を呼びながら癒しが必要な体の部分に“holy dirt”をこすりつけながら、静かな祈りを唱えるということでした。

しかし、一部の訪問者は、土を食べたり、飲んだりすることもあるそうです。

また、持っているだけでその効果を感じるという話も。

 

チマヨの伝説

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エル サントワリオ デ チマヨ教会には様々な伝説があります。

最も有名なものをご紹介します。

ある兄弟が、1810 年の聖なる金曜日(Good Friday)に、宗教的儀式を行っていた際、谷から神秘的な光が発せられるのを見ました。

彼らがそこを見に行ってみると、土に半分埋もれた十字架を見つけました。

兄弟は、近くの神父を呼びに行きました。

そして、こんな場所に放置しておく訳にはいかないと、十字架を教会に移動させました。

しかし、どういう訳か十字架は一晩で忽然と消えしまったのです。

探してみると、なんと十字架は、発見された場所に戻っていたのです。

そして、彼らはそれを再び教会に持ち帰りました。しかし、何度持ち帰っても、十字架は同じ場所に戻ってしまうのです。.

結局、彼らはそれを見つけた場所に、残すことにしました。

そして、その場所に建てられたのが、サントワリオ デ チマヨ教会なのです。

 

チマヨ教会へ

我々がチマヨを訪れたのは、美しく空が澄んだ12月の寒い朝でした。

駐車場は教会の正面に向かって右側にあります。

駐車場はハンディーキャップ用の場所が多く、訪問者への気遣いを感じます。

早速教会へ行ってみました。

アドービ建築でしょうか、厚い日干し煉瓦の壁と、2 つの鐘楼。

青い空にオレンジの壁が映えます。

また所々が、光によって輝いて見えます。

約180センチの十字架を備えた教会は、まさにスペイン植民地時代の建築だといわれています。

おそらく、ネイティブアメリカンとスペインの文化が融合して生まれたのでしょう。

礼拝堂内部は撮影が禁止されています。

礼拝堂の見学後は、いったん外に出て、左側の建物へと向かいます。

そこに、無限に湧き出るという奇跡の砂 “holy dirt”があるのです。

そこも撮影禁止ということで、ブログでお見せできず残念です。

 

そこは、薄暗い10畳程度の部屋。

明かりが少し取れるような小窓から、うっすらと光が差し込んでいます。

壁には、キリストとともに、ヨハネや悲しみの聖母マリアなどが描かれています。

部屋の中の空気には、穏やかで温かく神聖な雰囲気に包まれていました。

部屋の中央に直径50センチくらいでしょうか、穴があり、中には砂がありました。

そこには、親切にも掘り出すためのスコップや、箒も用意されていました。

“holy dirt”は、少し赤みを帯びており、さらさらとしています。

 

早速、手を清めさせて頂きました。。

私ども夫婦、ありがたいことに、身体に特に痛みや問題を抱えていないものですから、すりこむ場所がなかったのです。

そして、病のある友人のことを思い、砂を頂いて帰ることにしました。

私は旅に必需品のジップロックに、入れさせていただきました。

 

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教会のギフトショップには、写真のような容器が

$2で販売されていますのでご安心を。

 

教会のパンフレットに書かれていたお祈りの方法をご紹介します。

1.まず、心を静かに落ち着けます。

2.自分の弱点、過ちを認めます。

3.自分が神を必要としていることを伝えます。

4.悩みを神に説明し、どうしてこのようになっているのかを神に尋ねます。

5.悩みを克服する力をもらえるように神に求めます。

6.助けが必要な部位に砂をこすりつけます。

最後に

「父と子と精霊に栄光あれ。初めにあったように、今も永遠に。

そして永遠に。アーメン。」で締めくくります。

 

小部屋の隣の部屋には、沢山の松葉づえなどが置かれていました。

“holy dirt”のおかげで、その場で歩けるようになって、松葉杖は置いて帰ったということでしょう。奇跡の即効性に脱帽です。

 

教会には、現在までに“holy dirt”で万病が治ったという方々の

写真や手紙が所狭しと掲げられています。


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チマヨ教会はゆっくりまわっても、下記の地図のようにそれほど広くはありません。

30分ほどあればいいかと思います。

 

我が家に起きた奇跡

神聖な空気と、みなぎるパワーを頂いて、チマヨ教会を去ろうとした時でした。

車に乗り込もうと扉を開けたら、何ということでしょう。

何ヶ月も前になくしたピアスが、鎮座しているではありませんか!

二度見しましたよ。

失くしてから、何度も車は探しましたし、さっき車を降りたときには何も無かったはず。

大切なものでしたから、ずっと気にかけてました。

なんたる奇跡。

身体に不自由がない我々には、失くしたものを返してくれるという心遣い。

チマヨ、最高です。

 

まとめ

思わぬ奇跡を与えてくれたサントワリオ デ チマヨ教会。

カトリックでもない人にも優しいようです。

ニューメキシコ州のこんな小さな町に、ルルドの泉にも劣らない教会があったなんて、実は、3日前まで知りませんでした。

でも、縁あって行けて良かったです。

奇跡を信じるかどうかは、皆様次第ですが、アメリカにもこんなパワースポットがあることを心の片隅にでも、お留め置きください。

砂は大事に持ち帰り、今度友人に届ける予定です。

どうぞ友人にも奇跡が起きますように。

 

もし、身体や心が疲れたら、サントワリオ デ チマヨ教会を訪れてみてはいかがでしょうか。皆様にもどうぞ奇跡をが起きますように。

 

新年あけましておめでとうございます。

本年も細々とブログを続けて参りますので、宜しくお願い致します。