日本入国必要書類 PCRやアプリ登録方法 2022年8月入国体験談

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水際対策の緩和で、一時帰国がぐっと身近になりました。アメリカから帰国の場合は、到着時の検査もなく、帰国後隔離なしで過ごすことが可能になりました。

アメリカから日本へ帰国の際に必要なもの

日本へ帰るために、すべての人に求められるもの

●出発72時間以内に受けたコロナの検査の陰性証明書
●スマートフォンでMySOSアプリの事前登録

 

詳細は下記の厚生労働省のホームページから

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

 

帰国後の交通機関の利用について

アメリカからの帰国者は、特に制限はありません。

 

入国時の検疫を簡略化する MySOSアプリの登録

3月1日から、入国前にデジタルで手続きを行い、入国時の手続を簡略できる仕組みとして「検疫の入国前WEB手続(ファストトラック)」を利用することが可能になりました。

 

というよりも、

アメリカから飛行機に搭乗する場合は、チェックインする際に必ずこのアプリで、事前に登録し、画面が青になっているかどうかを確認されます。

 

必要なもの

●MySOSがインストールされたスマートフォン
●パスポート
●ワクチン接種証明書(任意)  

 日本政府が認めたメーカーのもの
●検査陰性証明書  ( 出国前72時間以内のもの)

 

MySOSの登録と利用方法

搭乗便到着予定日時の16時間前までにMySOSアプリをインストールし、パスポート番号・ワクチン接種証明書・陰性証明をアプリに入力します。

ただし、入力後に日本で審査されるので、出発よ3日前くらいから、入力しておくのがおすすめ。

 

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まずは、MySOSのアプリをスマホにインストールします。

その後もアプリの指示通りに入力するだけ。

まずは、パスポート番号などの登録から。

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その後、質問票WEBから順に入力していきます。

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上から順にしか登録できません!

 

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赤のこちらの画面が

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センターでの登録内容の審査確認が完了すると青色に変わります。

 

*搭乗便到着予定日時の16時間前までに申請していれば、入国までに審査完了するといわれています。

 

検査証明書を事前に登録せず空港で提示する場合は、アプリ画面は黄色となります。    

申請内容に不備がある場合は、赤色になります。

 

詳しくは下記のリンクから

ファストトラック

 

アメリカから帰国時のかかる費用

PCR検査費用

今までは、帰国時の隔離のためにかかる費用や、公共交通機関が利用できないために、ハイヤーやレンタカーを手配する必要がありました。それがなくなったのは本当に大きいです。

 

ただし、いまだ入国には72時間以内の陰性証明が必要ということで、陰性証明の費用が必要です。

こちらの費用はアメリカの各都市や取扱いの検査機関によって異なります。

ダラスの場合は、ダラス空港で陰性証明の取得が可能です。

ダラス空港ではRapid Molecular (NAAT)という検査が$199で受けることができ、60分で結果が出ます。こちらの検査は日本政府のフォーマットで記載してもらうことができます。また、ダラスでは倉岡クリニックさんでも$200~$250(時価なようです)でも日本政府のフォーマットの検査証明書を記入してもらうことができます。

 

ただし下記の通り3月9日から有効な検体の方法が追加されるため、もっと安く検査を受けることのできるようになりました。

アメリカのCVSやウォールグリーンのような薬局で受けられる検査は、「鼻腔ぬぐい液」だったため、これまで、たびたびに入国拒否などのトラブルになっていたようですが、今回の緩和により、これらの検査も利用可能になりました。(私はwalgreensを利用$129)

●日本への帰国・入国に際する出国前検査の検体について、これまでは「鼻咽頭ぬぐい液」、「唾液」及び「鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合検体」のみが有効な検体として認められていましたが、令和4年3月9日午前0時(日本時間)日本到着以降は、「鼻腔ぬぐい液」についても有効な検体に追加されることになりました。

尚、鼻腔ぬぐい液検体(Nasal Swab)は核酸増幅検査(Nucleic acid amplification test)のみ有効です。

検査証明書の提出について|厚生労働省

 

スマートフォンがない場合はレンタルの費用

アプリダウンロードの義務があるため、スマートフォンをお持ちでない場合またはアプリをインストールできないスマートフォンをお持ちの場合、日本入国時に空港で専用スマートフォンのレンタルをしなければいけません。

■概要
① レンタル料金(日本到着日含む4日間):4,000円(税込/補償・返却送料込)
例:3月2日にご到着される場合、レンタル期間は3月2日から3月5日までになります。
* ご返却用の着払い伝票をお付けします。
* 隔離期間によりレンタル料金は異なります。
7日間の場合 :8,000円
10日間の場合:11,000円
14日間の場合:15,000円
いずれも税込価格、補償・返却送料込

 

政府の陰性証明書翻訳サービス

アメリカにお住まいの方で、なかなか政府発行のフォーマットで証明書を発行してくれる検査機関を見つけることが難しくてお悩みの方も多いかと思います。

 在サンフランシスコ日本国総領事館のHPで下記の翻訳サービスを提供されている機関が紹介されていました。

個人で検査を受け、$30~50で翻訳した証明書を発行していただけるようです。

検査費用は別ですが、お近くで安く受けられれば、費用を抑えられます。

 

証明書発行は、アメリカのどの都市にお住いの場合も可能だということです。


こばやしクリニック
電話: (650) 962-4630
住所: 2490 Hospital Dr, Suite 105, Mountain View, CA 94040


日本ベイクリニック (Nihon Bay Clinic)
電話: (650) 558-0337
住所: 40 North San Mateo Drive, San Mateo, CA 94401

 

2022年8月ダラスから羽田へ帰国体験談

8月に帰国しました。

まずはMySOSアプリをスマホにダウンロードしました。

現在、アメリカから日本への入国の際には、ワクチンを接種しているか否かは問われませんが、アプリにアップロードする画面があるため、3回接種した証明書を写真にとってアップしました。

 

陰性証明はWalgreensで取得

陰性証明書はWalgreensのRapid NAATを利用。

$129で取得

CVSやwalgreensでの検査は、無料でしたが、テキサス州では7月ごろから症状のない人の検査は有料になりました。

ホームページから予約して、ドライブスルーで検査ができます。車に乗ったまま、店員さんの前で自分で長い綿棒を鼻に入れ検体を採取して、袋に戻して渡します。

2時間ほどでメールで結果を送ってくれます。

私の場合は1時間後には陰性結果が送られてきたため、スクリーンショットをとり、MySOSアプリにアップしました。

 

ただしこちらは、アメリカ在住者の中でも意見が分かれているので注意が必要です。

アプリにアップロードしても、認められず、青にならなかったという話も。

 

念のため、私は出発の70時間時間前頃に検査をうけました。

 

万が一、認められなかったは場合はダラス空港で受け直すか、前述した陰性証明の翻訳をお願いするつもりでした。

 

今回、陰性結果を英語のままアップロードしましたが、30分ほどで認証されて、画面は青色に変わりましたので、日本でもwalgreensなどの大手薬局の検査方法は日本で認可されているという認識が広がったのかもしれませんね。

 

これで入国の準備はOKです。

 

www.usakolog.com

 

出発前、チェックイン時にアプリの確認

 

ダラス空港でチェックイン時、MySOSアプリの画面が青色になってるかを確認されます。

青色になっていれば、陰性証明書を空港で掲示したりする必要はありません。

(不備があれば、日本で入国が許可されないため、飛行機に搭乗できないそうです)

 

羽田空港到着後

14時すぎ、羽田空港到着

 

飛行機から降りると、案内に従ってひたすら歩かされます。(トータル30分程度)

MySOSアプリの画面は青を見せながら進みます。

アプリは電波がなくても、青の画面はでます。

 

その後も、通路をひたすら歩き、パスポートと青の画面を何度も確認されます。(3回以上)

 

いよいよ確認場所に到着すると、アプリのQRコードをかざして、設定確認が行われます。

自分でできない場合は、係員の方が代わりに設定してくれます。

アメリカのスマホを利用されてる方で、電波を拾えない場合も、空港のWi-Fiにつないで手続きが可能です。

 

確認が終わると、ブルーの紙をもらえるので、それをまた随所で見せながら、入国審査場へ進み、荷物受け取り場所へ!

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今、アメリカに旅行に行くためには?

現在も観光VISAのESTAをとれば、簡単にアメリカに行くことができます。

そして、アメリカ入国時の陰性証明も不要となったので、必要なのものは、2回のワクチン接種証明だけです。

 

1番危惧されるのは、日本に帰国するときに陰性証明が必要なことですね。

8月15日以降、72時間以内に帰ってくるなら日本を出国前に検査を受けても良いということになったようですが、アメリカは72時間以内に帰ってくることがないでしょうから、現地で受ける方法を確保しておくことと、万が一感染した時のために、保険に加入していったほうがいいと思います。

 

まとめ

水際対策の緩和で一時帰国が身近になりました。

また、ハワイなども含めアメリカへの旅行を考えていた方は、ワクチンを2回以上接種し、帰国時に必要な陰性証明が取れる場所を確認してからお出かけ下さいね。

CVSやwalgreenはアメリカの各地にありますが、ドライブスルー検査のため、旅行中だと難しいかもしれません。

 

アメリカに在住されている方は、そろそろ一時帰国を検討されてみてはいかがでしょうか。