プラヤデルカルメンから少し足をのばせば、人気のトゥルムに行くことができます。今回はトゥルムにはいかなかったのですが、途中までコレクティーボを利用しました。その方法やタクシーやバスとの違いや料金などをお伝えします。
トゥルムとは
トゥルムは、メキシコのユカタン半島にあるキンタナロー州の小さな町です。
カンクン空港から南へ約2時間。
トゥルムは主にビーチと遺跡で知られています。
トゥルム遺跡は、カリブ海の岸壁にたたずむ遺跡。規模は小さいものの、13-15世紀のマヤ文明の世界観を堪能できることでしょう。
遺跡は多くあっても、海とともに楽しめる場所はなかなかありません。
プラヤデルカルメンからなら1時間ほどで行ける絶景スポットですので、機会があればぜひ足を運んでみてください。
また、近隣にはセノーテがあります。
セノーテとは水中鍾乳洞のことで、地底湖や聖なる泉とも呼ばれ、先住民マヤ族の生活と深い関わりがある場所です。どこまでも澄んだ水、長い時間をかけて作られた鍾乳洞をみるために、日本人にも人気のスポットです。
プラヤデルカルメンからタクシーでトゥルムへ
一番簡単な行き方はタクシーで行くことです。
街にはタクシー乗り場が至る所にあります。タクシー乗り場には下記の写真のような看板に料金が乗っている為、安心して利用できます。
トゥルムへは650ペソ($32)
ホテルからタクシー呼んでもらっても値段はあまり変わりません。
ホテルで料金を聞いてみてもいいかもしれません。
わかりやすいタクシー乗り場としては、下記のADOバスのターミナルの前です。
写真のように、エメラルドグリーンの壁にイラストが描かれているのですぐわかると思いますが、たくさんのタクシーが泊まっていて、料金の書かれた看板もたっています。
Googleマップには表示されないので、バスターミナルを乗せておきます。
プラヤデルカルメンからバスでトゥルムへ
2番目に簡単な方法としては、バスで行くことです。
ADOバスのターミナルからトゥルム行きのバスは頻繁に出ています。
値段は日にちと時間によりますが、52ペソ~108ペソ($2.5~$5.4)です。
チケット売り場がありますので、乗りたい時間のチケットを購入して乗り込むだけ。
クレジットカード の利用も可能です。
詳しい時間や料金は下記から確認できます。
ネットから購入も可能ですが、ネットでは時間の変更ができないことや、当日その便がキャンセルになったなど、面倒なこともあるので直接売り場で買うのがおすすめです。
コレクティーボとは?
まさにメキシコ人の最も身近な公共交通機関といった感じでしょうか。地元の人は、通勤や移動の際、主にコレクティーボを利用しています。
コレクティーボは15人程度?乗車できるような大きさのバンで、行先によってプラヤデルカルメンのいろいろな場所に乗り場があります。フロントガラスに行先が書いてあるのですが、結構読み辛い・・・。
わからなければ行先を言って、地元の人に聞いてみると親切に教えてくれると思います。
朝の通勤時間には、コレクティーボ何台も連なって走っている光景が見られました。
とにかく安いのがメリット。
時刻表などはなく、満席になったら出発するというスタイルです。
プラヤデルカルメンからコレクティーボでトゥルムへ
こちらは上級者向きかもしれません。
だからといって我が家が上級者というわけではないのですが、ブログを書いてる身としては、1番ローカルな行き方を試してみようと思って利用してみました。
こちらのコレクティーボ乗り場は、トゥルムだけでなく、カンクン行きもあります。
安くカンクンに行きたいということ場合は利用してみても良いかもしれません。
コレクティーボの便利なところは、トゥルム行きでも、その途中の好きなところで降りることができることです。
途中下車したい場合は、運転手さんに予めいっておくといいでしょう。
例えばトゥルム行きまでの場合、途中のシカレや、我が家が下車したアクマルなど好きな場所で降りることができます。
よほど利用する人が多いのか、我が家が行った土曜の13時ごろは、トゥルム行きには
列ができていました。インフォメーションカウンターできいてみると、いつも5分おきくらいにでてるとのこと。
大袈裟かもしれませんが、我が家が行った土曜日の昼過ぎはそのくらいの頻度ででていました。
列ができていても、乗り込み次第次々に来るのでさほど待つことはありません。
自分の番が来たら乗り込みます。
荷物は機内持ち込みサイズ1個程度ならいいかもしれませんが、基本的に荷物を乗せる場所がほとんどないため、荷物が多い場合には不向きです。
前の助手席にも2人なら乗っても大丈夫です。
客層はあきらかに地元の メキシコ人か、ヨーロッパ系白人の旅行者という感じでした。
バス停がある所も、ない所もあるのですが、途中でそれらしき所に着く直前に、場所名を運転手さんが叫びます。(原始的・・・。)
終点のトゥルムに行く場合は問題ありませんが、途中で降りたい時は、聞こえやすいように前の方に乗っていた方がいいと思います。
降りたい場所が来たら大声で
「バハン」
(bajan降りますいう意味のスペイン語)
と意思表示します。
降りる前に、現金で運転手に支払います。
トゥルム行きは1人40ペソ($2)どこで降りても同じのようです。
おつりをもらってる人もいましたが、ちょうど用意しておいた方が無難です。
現金のみで、メキシコペソしか使えません。
トゥルムとカンクン行きのコレクティーボは、下記の場所から乗ることができます。ちゃんとしたターミナルになっているので、インフォメーションや小さいですが売店も併設されていますので、行けばすぐにわかると思います。
帰りはどうすればいいのか
帰りはトゥルムであれば降りたあたりの近くに、ADOバスの乗り場があります。
その近くにコレクティーボの集まっている乗り場があります。
途中下車した場合は、自分が下りた道路の反対側に、小屋のようなものがあればそこで、ない所場合も帰り方面の道路側で待っていれば、クラクションを鳴らしたりしてくれるので乗る意思表示をしましょう。
まとめ
今回は、トゥルムへの移動手段についてお伝えしました。
トゥルムまでの金額
今回の旅では、タクシーもバスも利用しましたが、どれも快適でした。
乗車の際には、荷物から目を離さない、貴重品は身に着けておくなど、最低限の安全対策はお忘れなく。
荷物の有無や乗り場の便利さなどに合わせて、ご自身にあった交通手段を使ってみてくださいね。
どうぞ楽しく快適な旅になりますように。