皆さんはUFOや宇宙人を信じますか?
なんだかオカルトチックな質問から始めてしまいましたが、今回はニューメキシコ州のホワイトサンズからサンタフェに向かう途中、ロズウェルの、UFO博物館でロズウェル事件の謎を解明すべく、立ち寄った話をお伝えします。
UFOについて
皆さんはUFOについてどうお考えでしょうか?
ちなみに筆者はUFOを見たことがあります。
「ほんまに?」って今、突っ込みました?
もう10年以上前になりますが、確かに未確認飛行物体を目撃しました。
それは明らかに今まで見たことのない形をしていて、見たこともない動きでした。
ですから、ロズウェルの事件についても筆者としましては、否定する気持ちはありません。
ロズウェル事件とは
ロズウェル事件って、聞いたことはあるけど、ロズウェル事件とはなんぞや?という方のために、少し触れたいと思います。
1947年7月上旬のこと、 ニューメキシコ州 ロズウェルにUFOが墜落し、アメリカ軍によって回収されたというUFO史上最も有名な事件。
1947年7月8日の新聞には「ROSWELL DAILY RECORD」ロズウェル近郊に墜落した空飛ぶ円盤を回収したと掲載されました。
しかし・・その数時間後には、政府が突如、空飛ぶ円盤ではなく、気象観測用の気球だったと修正されるのです。
そして、目撃者が「小さな人間の形に似たものが運ばれるのを見た」「見たこともない金属だった」などと証言していたのもつかの間、しばらく軍に連れていかれた後、事件のことは一切話さなくなり、急に目撃者が高級な車を購入したなど、きな臭い噂もあったそう。
しかし、いわくつきのまま時は過ぎ、30年以上経った1978年に、当時飛行物体回収に関わったジェシー少佐が、アメリカ軍がUFOを回収したと証言するという驚きの展開によって、全米の注目を集めることとなります。
その他にも、もっと恐ろしい陰謀論も多くいささやかれるロズウェル。
世界中から、今もその謎解きに訪れる人がいるそうです。
UFO博物館の行き方と入館料
ロズウェル市内の中心部にある International UFO Museum and Research Center
国際といい、リサーチセンターがつくとは、かなりの研究機関っぽいですね。
入館料 大人$7 子供5歳~15歳$4
昨年までは$5だったようで、どこでも値上がりしてますね。
駐車場は正面左隣に併設されています。無料です。
●ホワイトサンズから車で2時間半
●アルバカーキから車で3時間
●サンタフェから車で3時間
日本やアメリカの各都市からくる場合は、ダラスからロズウェル行きのフライトがありますので、そこからレンタカーを使うのが一番近いです。
ダラスからなら、頑張れば7時間ドライブで来れます。
International UFO Museum の様子
では、国際的なUFOのリサーチセンターに行ってみます。
クリスマスシーズンということで、街頭の電灯も、宇宙人もクリスマス仕様です。
入場料を支払った後は、そうです。お決まりの記念写真のお時間。
この宇宙人たちと、仲良く記念撮影ができます。
日本人としては、人に見られていることも意識しつつ、遠慮がちに宇宙人に寄り添い、ちょっと微笑んで写真を撮ります。
しかし、アメリカの皆さんは、宇宙人の膝に座ったり、肩を組んだりして、最高の笑顔で楽しそうに撮影されてました。
ま、こんな感じで墜落したと考えられているようです。
UFOが墜落したことを、政府は気象観測用の気球だったと発表したわけですが、
宇宙人を見たという証言に対しては、その気球にはパラシュート実験用の人形を使っていたと公表したそう。
でも、パラシュート用の実験人形は身長180センチあり、宇宙人と見たという人の証言では、身長100センチほどの小さい人間のようなものだったそう・・・。
まあ、まあ、このあたりの不気味な感じの展示コーナーで不謹慎にも、夫が
「子供だましやな」を連呼始めました・・。
それ、言ったらあかんやつです。
でも、北海道の時計台だって、沖縄の守礼の門だって、長崎のオランダ坂も、有名だからって、感動するとは限らない。
観光地とはそういうものです。
しかし、侮ることなかれ、このシュールな宇宙人たちだって、30分に1度ミラクルが起こしますから、ぜひ楽しみにしてくださいね。
でも、このUFO博物館。
リサーチセンターだけあって、こちらの資料室はすごいなと思いました。
色々な人が、研究してきたこと、レポートなどがまとめて陳列されています。
しかも、すべての資料を閲覧することができます。
本当にUFOに興味がある方は、ここで何時間も資料を読んだりするようですよ。
私にここで、ロズウェル事件解明のために、英語に立ち向かう力があれば、謎が解けたかもしれません。
どなたか、ぜひ宜しくお願い致します。
ギフトショップ
UFOミュージアムに併設されている、ギフトショップ。
意外に広く、いかにもというお土産がたくさんあります。
ここで見ると、何でもが可愛くみえて、ついほしくなってしまうのが不思議です。
これも宇宙のパワーかな。
ロズウェルでランチ
ちょうど、お腹がすいていた私たちは、ミュージアム近くのマクドナルドへ。
ロズウェル観光の際、密かに人気のスポットみたいです。
マクドナルド内部も、子供のプレイグラウンドエリアには宇宙人が飛んでいるし、細部にこだわった仕様が、観光客の心をつかみます。
実は私、こんなに長くアメリカにいるのに、マクドナルドに来たのは初めて。
便利なんですね~。
機械で、注文もお会計も全てできて、席まで持ってきてくれるので、英語使う必要もないんですね。(今更ですか?)
本日、ホワイトサンズからロズウェル、そしてこの後サンタフェへ向かう我々にとって、早い安いマクドナルドでお腹も満足しました。
まとめ
オンザウェイだからと、気軽に立ち寄ったロズウェル。
UFOミュージアムは、よほどの気合でリサーチしない限りは、30分もかからないで見終わると思います。
そして、ロズウェルの街には多くの侵略者たちがいます。
ドライブしながら、宇宙人探しが楽しめます。沢山見つけてください。
こじんまりした街ですが、毎年6~7月には、1万人が集まるUFO Festivalが行われるそうです。
75年も昔に起きたロズウェル事件。
最近の新展開としては、数年前にに出版されたThe Roswell UFO Conspiracy - Exposing A Shocking And Sinister Secret(ロズウェルUFO陰謀論、衝撃の邪悪な陰謀を明かす)によると、UFOより恐ろしい事実を隠すために米政府が画策したものであり、第二次世界大戦後、戦争捕虜などの人々を、人間モルモットとして利用していた事実を隠ぺいするものであったと。そう、パラシュート実験に、人形ではないものが使われていた?というさらなる背筋も凍るような説が。
ロズウェルの事件に関しては、今だ真実は解明されていません。
謎は謎だからこそ、人を魅了するのでしょう。
我こそはロズウェル事件の解明を!という方、手作り感あふれる International UFO Museum and Research Center を訪れてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、新しい事実を見つけられるかもしれません・・・。
今年も私のつたないブログに、お付き合いいただきありがとうございました。
来年もまた皆様の、さらなるご活躍をお祈り申し上げます。