海外出張で喜ばれる日本のお土産アメリカに住む日本人がもらって嬉しいお土産 

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海外赴任時や一時帰国、出張の際に、海外に住む人に、日本からどんなお土産を持っていけばいいのだろうと、迷うことってありませんか?

会社や事務所の皆様でどうぞとある程度の数があるものや、個人的にお世話になっている方にに渡したいちょっといいもの、接待用、駐在員のご家族へと、悩みますよね。

私が実際持って行って喜ばれたものや、もらって嬉かったものをお伝えします。

そもそもお土産は必要?

これは、間違いなく必要です!

赴任された方も、一時帰国した方も、出張者も、例外なく皆さんお土産を下さいます。

私も一時帰国した際にお土産を買わない時はありません。

 

では出張で行くだけなら仕事だから要らないのでは?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お迎えくださる方は、送り迎えから夕飯のレストランの選定、観光に連れて行ったりして下さる場合もあります。

お世話になる感謝の気持ちの形として、持っていくほうがスマートかと思います。

 

そして、お土産を買う立場でもあり、頂く立場でもあるから言えることですが、やはりお土産を頂いたときは、わざわざ持ってきて下さったことをすごくありがたく思いますし、自分もお返ししたいと感じます。

 

このちょっとした気遣いで、お互いに親近感が増したり、円滑な関係を築く大切なモノになっていることは確かです。

 

職場や事務所への大人数配り系のお土産

こういったお土産は買う機会が多いと思います。

夫の職場に頂くもので、人気のものと微妙なものをお伝えします。

 

微妙なもの

抹茶やチョコレート系のお菓子

一時期、すごく流行した、キットカット抹茶味、外人にも人気という噂がひろがり、オフィスに沢山たまっていたことがありますが、アメリカにも売っています。

また、日本人も外人も抹茶が好きという噂がありますが、私の周りでは抹茶系はあまり人気がありません。

チョコレート系のお菓子は、一度溶けて変形していたりすることもあり、お土産にする際には、取扱に注意が必要です。

 

日持ちのしないお菓子

特に和菓子は、期限が1週間も持たないものが多いので注意が必要です。

コロナでテレワークがすすみ、オフィスに出てくる機会が減っているため、賞味期限が長いものを持っていくほうが無難でしょう。

 

 

オフィスで人気だったもの

これまでに職場で人気にだったお土産はこちらです。

ポイントは個装手軽日持ちです。

おかき・おせんべい系

べたな感じですが、おせんべいやおかきは仕事をしながらつまみやすく、甘いものが苦手な男性にも人気です。

 

昔ながらの坂角総本舗のゆかりもカリッとした食感と風味が、海外にはない味と食感で人気です。

 

 

人数が多いようでしたら、小倉山荘はおすすめです。

京都の小倉山の四季の美しさを表現した数種類のあられが1袋に詰め合わせられていて、百人一首が描かれているので日本を感じられます。可愛いので外国人にも人気です。

 

 

また、最近福岡で新しい博多土産としてブームになった福太郎めんべいもおすすめ。

程よい辛味と魚介の旨味が特徴でおいしいです。

 

 

 

じゃがポックル柿の種などもオフィスで食べやすくて人気です。

元祖柿の種は缶に入って小分けされています。またピーナツなしの柿の種だけを楽しめます。

 

 

 

 

白エビせんべいは、富山名物で素焼きされたお煎餅。あっさりとしてエビの風味が漂います。

 

 

 

銀座餅せんべいは、全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した揚げせんべい。触感もよく、ボリュームがあり、外国人にも好まれるシンプルなおいしさです。

 

 

 

 

洋菓子・クッキー系

海外にクッキーなんて?といわれれば、クッキーといってもおいしいものは、そうそう手に入らないため人気です。外国人にも日本のクッキーは喜ばれます。

 

HARADAのラスクは日本でも人気ですね。こちらでは見かけることのないラスク。

少しかさばりますが、軽いので持っていきやすい万人受けするお土産です。

 

 

白い恋人は個人的には甘めだなとおもうのですが、外国人に、こんなおいしいお菓子初めて食べたと言われたことがあるので、お口に合うのだなと思いました。

 

 

 

ヨックモックも駐在員には昔から人気でよく頂きます。

知名度も高く味も間違いないですね。

 

 

 

シュガーバターの木も羽田空港から火が付いたのか、人気の高いお土産です。

絶妙な食感が癖になるクッキーで、今や東京のお土産として知名度が高いです。

少し新しいお菓子をと思う場合におすすめです。

 

 

 

ロイズのクッキーは大容量入りでお値段がすごく安いんですね。しかもおいしい!

人数の多い職場にも最適ですね。

 

 

鳩サブレは誰もがふとした時に思い出す懐かしいお菓子。海外では手に入らないサブレという触感は頂くと思わず顔がほころびます。

 

 

 

福渡せんべいは、名前はせんべいですが、お味は触感のいいクッキー。中にクリームが

サンドされていて、味も上品ながらかなりのボリューム感で外国人にも人気。オフィスでも評判が良かったです。

 

 

雷鳥の里は、歯応えのあるウエハースににクリームをサンドした欧風焼菓子で知名度も高く万人受けするお菓子。賞味期限も比較的長く手軽なお値段人気です。

 

 

 

クルミッ子は、自家製キャラメルにクルミを詰め込んでバター生地でサンドした鎌倉の銘菓。レトロなリスの絵が愛らしく、クルミ好きにはたまらないお菓子です。

 

 

 

紅いもタルトは、今や沖縄で不動の人気を誇るお土産で、全国にファンも多いです。

タルトでも日持ちが40日と長いので持っていきやすいお土産です。

 

 

 

 

バームクーヘン

個装のバームクーヘンは職場でも食べやすく人気です。

治一郎やクラブハリエは賞味期限が短いため、職場のお土産には不向きですが、ユーハイムだと60日、キハチは30日と長めのため安心です。

 

 

 

 

 

 

日持ちする和菓子

和菓子は1週間も賞味期限のないものも多いのですが、

青木松風庵月化粧は1か月近い賞味期限があり、モンドセレクション7年連続受賞したお饅頭。味も確かなのでお土産に最適です。

 

 

とらやの小形羊羹は切る必要がなくそのまま食べられる羊羹。

こちらは日持ちはなんと1年。

とらやの味そのままに小分けされているのが職場でも配りやすい。

いろいろな味が入っているのも好きなものを選んでもらえるのもいいですね。

 

 

 

 

お世話になる方へ・ちょっといいお土産

配り系のお土産ではなく、少しいいものを送りたいという場合。

今後お付き合いがある方へ、ご挨拶の意味を込めてお渡しするものや

出張などでお世話になる方など向けのお土産です。

我が家がもらって嬉しかったもの、贈って喜ばれた人気のお土産と、ちょっと微妙だったものはこちらです。

 

1番のお土産

1番のお土産は何と言っても、

「何か買ってきて欲しいものありますか?」

と聞いて相手が望むものを買っていくとこです。

意外にコレがほしいとおっしゃる方も多いです。

 

だけど‥

私は聞かれても、遠慮してしまいます。

買ってきてほしいものがあっても、荷物の都合もあるだろうし、買いに行く都合もあるだろうしと思ってしまうため、お願いしたことはありません。

 

人気のお土産 もらって嬉しかったもの

人気のお土産のポイントはちょっと良いものです。

賞味期限が短いものであれば、大家族の方に贈らない限り、容量が少ないもののほうがいいでしょう。

 

日本酒や焼酎

個人的にはあまり飲まないのですが、日本のお酒は貴重です。

こちらではめったに手に入らないようなお酒だと喜ばれること間違いなしです。

ただし、アメリカ入国の際は21 歳以上の大人 1 人あたりアルコール飲料 1 Lまでが免税範囲となりますので注意してください。

だからこそ、お酒は頂いた際にはすごく恐縮します。特別に買ってきて下さったことをかなり感謝されるのではないでしょうか。

 

獺祭(だっさい)など、近年ブームになったフルーティーで圧倒的な飲みやすさの日本酒です。一度飲んだらはまること間違いなしの女性にも人気の日本酒です。

 

 

 

米焼酎の吟香鳥飼は、国際食品コンクールで金賞を受賞するなど、世界中から評価されている見た目にもおしゃれな焼酎。

 

 

焼酎のイメージを覆すようなのみやすさのため、万人受けします。

手ごろな値段で、焼酎好きの方なら必ず喜ばれる赤霧島は鉄板です。

 

 

 

カステラ

カステラは思いのほか賞味期限が短いのですが、やはりおいしいカステラは手に入らないのでうれしいです。

福砂屋のカステラ

カステラの好きな方は福砂屋が一番という方が多いですね。うちもよく頂きます。

 

 

 

黒船のカステラはシンプルだからこそ素材と産地にこだわった、知る人ぞ知るカステラ。

自由が丘発祥で、白と黒のパッケージもシンプルでおしゃれです。

ちょっとおしゃれな贈り物という意味でも、お勧めのカステラです。

 

 

 

 

 

バームクーヘン

個人的に頂いて嬉しいバームクーヘンは、

ねんりんやクラブハリエ治一郎です。

これらのメーカーであれば、バームクーヘン好きの方も納得していただけると思います。

何にしようか迷ったら鉄板のお土産だと思います。

 

 

 

 

 

 

和菓子・他

日本を感じる和のお菓子も、こちらで食べられないため嬉しいですね。

日持ちしないものが多いため、賞味期限に注意してくださいね。

たねやの代表銘菓の詰め合わせ、自分で作る最中、栗饅頭、ふくみ天平が入りはバランスがとれていていいですね。

また、お子様のいらっしゃるご家庭なら、いわゆるどら焼きなどが人気です。

ドラえもんの影響ですかね?うちの子もすごく喜びます。

 

 

萩の月は万人受けする仙台の銘菓。カステラの生地にカスタードクリームが入った和のテイストと洋のテイストのマッチした絶妙な味。外国人にも喜ばれます。

 

 

阿闍梨餅(あじゃりもち)は京都で定番の有名なお菓子です。全国の銘菓でもよく名前が上がります。餅粉をベースにしたもっちりとした触感の皮に、丹波産の大納言小豆の粒餡をいれたもの。病みつきの触感です。

 

 

かぐわしきは、自分で、もなかに餡子を入れる楽しみがあり、皮がサクサクのまま頂けるのがポイント。宗家 源吉兆庵だけあってお味も確かです。

 

 

信玄餅は、お餅にたっぷりかかった丹波種の黒大豆のきな粉と、国産のアカシヤの蜂蜜入りの黒蜜をかけて頂きます。素材にもこだわった昔からの人気の銘菓です。

 

 

マルセイバターサンドはしっとりとしたクッキー生地に、濃厚なバターたっぷり入っていてとレーズンの甘みが最高にあっています。

 

 

 

 

 

フリーズドライ食品

特に単身の方へのお土産なら、フリーズドライやレトルト食品がおすすめです。

 

幻のキノコといわれる博多すぎたけを使用しているお味噌汁は、お出汁もしっかりきいていて、美味しいです。見た目にも高級感があり、贈り物に最適です。

 

 

慶応元年創業の「不室屋」は、金沢の老舗のお麩屋さんす。

こちらのお吸い物、お味噌汁も有名です。

数十年前、見聞を広げるために海外に子供を送り出した際、子供の体を案じて、母親がお麩の中に乾燥させた野菜や麩を入れて粉末だしを添えてもたせたことが、宝の麩のはじまりだそうで、まさに駐在員向けのお土産ですね。

最近も頂きましたが、お湯をかけると、中からふわっと可愛いお麩やお野菜なでてきてワクワクするんですね。日本の繊細さを感じるほっとするお味です。


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新橋玉木屋の 懐石茶漬も嬉しかったです。

こちらでは食べられない珍味が入った高級お茶漬けのもとです。

大きい具材が入っていてテンションがあがります。

体調を崩したときなどにもありがたいお茶漬け。

単身の方にも喜ばれると思います。

 

 

 

レトルト食品

こちらも特に単身の方に喜ばれお土産です。

アメリカは、肉類、肉エキスの入ったものは持ち込めませんので、レトルトカレーもベジタリアン用になりますが、喜ばれます。

自分で家で肉だけ足して食べてるという話もよく聞きます。

また、パスタソースも人気です。

こちらには手軽で美味しいパスタソースがないので、魚介系のパスタソースなども、私ももらって嬉しいですし、喜ばれるかと思います。

 

 

 

 

 

珍味

海外でなかなか食べることのできない珍味も頂くと嬉しいです。

モンドコレクションの受賞歴のあるかにみそえびみそは常温保存ができるため、持っていきやすいです。

かにみそは、濃厚で臭みもなく本当においしいので、一時帰国の際買います。

 

 

 

おつまみはもちろん、手巻き寿司に際や、ご飯にのせて食べてもおいしいです。

またうなぎの山椒煮も長期保存が可能です。以前いただいてすごくうれしかったです。

駐在員が帰国時に食べたいものの必ず上位に入るうなぎは喜ばれること間違いなしです。

 

 

 

 

お海苔

お海苔は目立つお土産では日本人で嫌いな人はいないでしょう。

うちもおにぎりにも使いますし、卓上に必ずほしいので嬉しいです。

大野海苔大江のりなど、普段自分ではちょっと手を出し辛い海苔をお勧めします。

 

 

 

 

 

昆布

一昔前までは、駐在員へのお土産といえば、つくだ煮というのが定番でした。

ただ、意外と佃煮は食べない家庭というのもあるようです。

うちもあまりつくだ煮は食べないのですが、昆布は頂くと嬉しいです。

おそらく、神宗派花錦戸派に分かれるのかなと思います。

ちょうど両方頂いたのでサイズ感はこんな感じです。

どちらを頂いても勿論嬉しいです。

神宗は昔ながらの昆布の佃煮で、ちりめん山椒も自分で普段作るしかないので嬉しかったです。

年配の方ですと、昆布の贈り物は神宗だとおっしゃる方が多いですね。

個人的には昆布は、花錦戸のまつのはこんぶ派で、長年お世話になっています。

花錦戸はすっぽん料理で有名な老舗の料亭で、すっぽんのおだしが染みこんだ細切り昆布で、松の葉のように細切りされた昆布でカリカリとした食感に仕上がっており、一度食べたらやみつきになる塩昆布です。これ以外の塩昆布は自分では買いません。

 


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お出汁

ご家族でこられているご家庭なら、お出汁を使わない家はないと思います。

私もこれをお土産にしたことがあります。たくさん買っておいて余ったら自分でも使えますし、かさばらず、賞味期限も長いのでお勧めです。

茅乃舎のお出汁は駐在員には鉄板の人気の品です。迷ったらこれがいいと思います。

 

 

 

 

 

 

お塩

アメリカにもヒマラヤ岩塩など、お塩はあるのですが、本当においしいお塩というものはなかなかありません。

このお塩さえあれば、塩おむすびすらごちそうになる六助のお塩はいただくと、うれしいです。ガーリックなど様々な種類もあるのですが、やはりシンプルな白塩が一番おすすめです。

 

 

 

雑貨

私は先方の好みがわからないため、お土産に雑貨を買ったことはなかったのですが、目から鱗だった、お土産として頂いて嬉しかったものです。

 

白雪ふきん

万葉の時代から、受け継がれてきた織物の技術と伝統を生かした「白雪ふきん」は、丈夫で品質は折り紙付きです。関西在住者には有名なのではないでしょうか。

これをお土産に無地のものと柄物のセットで頂く機会が多いです。必ず家庭で使うものなので気が利いているなとはあるのですが、

 

 

 

温泉のもと(入浴剤)

海外では温泉にはいけないので、何気にこれは嬉しかったです。

今日はどれを入れようかなという楽しみもあって、日本人受けする気の利いたお土産ではないでしょうか。

 

 

 

お箸

お箸は、毎日使うものだからこそ傷んでくるものですよね。

こちらではいいお箸というのは買えないため、これも嬉しいお土産でした。

また、できれば食洗器に入れられるものだとさらに気が利いていると思います。

 

 

 

 

マスク

コロナならではのお土産ですが、アメリカには上質なマスクは売られていないので、日本品質のマスクや、こちらでは売られていないくちばし型マスクを頂けると嬉しかったです。

現在はアメリカはノーマスクも多いのですが、飛行機に乗る際など自己防衛としてつけたいときもあり、出張などにも欠かせないもののため、現実的なものですが喜ばれるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

海外在住の日本人が喜ぶお土産のまとめ

お土産は人とのコミュニケーションの大事なツールです。

私も喜ばれるものを贈りたいと、いつも悩みます。

今回は頂いて嬉しかったもの、贈って喜ばれたものを中心にご紹介しました。

お土産選びのポイント
  • 日持ちするもの
  • 海外では手に入りにくいもの
  • プレミアム感のあるもの

お土産をもらって喜ばない人はいません!

自分がもらったら嬉しいなと思うものをぜひ、贈ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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