プエブラ チョルーラ遺跡 隠されたピラミッドは世界最大?

f:id:usakolog:20211215062332j:image

プエブラに行ったら絶対に訪れるべき、世界遺産のチョルーラ遺跡。悲しい侵略の歴史によって隠されたピラミッドに行ってきました。

チョルーラ遺跡とは

メキシコシティ南東にあるチョルーラはアステカ時代、約10万人もの人々が暮らしたとされる大都市でした。その中心部がトラチウアルテペトルといわれる大神殿でした。

当時のチョルーラは、市場が栄え、陶器などの貿易品の生産で有名で、アステカ王国にっとって最も重要な拠点だったようです。

神殿の建設は紀元前200~300年ごろと考えられており、ピラミッドの一辺が439mで、テオティワカンの太陽のピラミッドの一辺が225mをはるかに超える規模です。

この底辺から推察すると、世界最大のエジプトのピラミッドをもしのぐ大きさだったと考えらるわけですが、それほど価値あるピラミッドであるにもかかわらず、何故世界にあまり知られていないのか。

その理由は、1519年にスペインからきた侵略者エルナンコルテスがチョルーラの人々を虐殺し、ピラミッドを破壊して覆い隠し、征服した証として、ピラミッドの頂上に教会を建てたからです。

ピラミッドは現在も土台の一部を除き隠されており、山の上に教会がたっているようにしか見えません。しかし、その地下にはピラミッドが隠されているのです。

f:id:usakolog:20211215062417j:image

この隠されたピラミッドは7度に渡る増改築によって、壮大な大きさとなり、世界最大のピラミッドとなりました。

こちらのトラチウアルテペトル大神殿は世界文化遺産に登録されています。

 

 

チョルーラへの行き方

チョルーラはメキシコシティから車で2時間ほど、プエブラの中心部ソカロから車で約30分。

Uber(100ペソ程度)やレンタカーで行くのが良いでしょう。

もし時間に余裕があれば、プエブラからの電車の旅もおすすめです。

f:id:usakolog:20211215062533j:image

プエブラのソカロから車で約10分、徒歩で25分ほどの駅から1日3本チョルーラ行きの観光列車が走っています。

f:id:usakolog:20211215062509j:image

Tourist Train Terminal Puebla-Cholula

11 norte y esq, Av 18 Pte #1801, El Tamborcito, 72094 Puebla, Pue., メキシコ

 

我が家はレンタカーで行きました。プエブラからチョルーラまでは約30分。

遺跡の見学には、こちらの駐車場Plaza La Estaciónがおすすめです。


f:id:usakolog:20211215062631j:image

f:id:usakolog:20211215062629j:image

名前の通り、まさにプエブラからの観光列車の到着駅の前にある商業施設の駐車場です。

他にもパブリックパーキングを見かけましたが、料金も場所もこちらがいいと思います。

f:id:usakolog:20211215062837j:image

駐車場からは頂上の教会がみえます。

駐車料金は1時間13ペソです。

 

メキシコシティから出発している、現地ツアーに参加すると気軽にアクセスできます。

様々なツアーを一括検索してくれるサイトはこちら

 

トイレについて

こちらの遺跡では、頂上の教会から少し下った所に5ペソで入れるトイレがありました。

もしくは、駐車場にも有料トイレがあります。


f:id:usakolog:20211216005930j:image

f:id:usakolog:20211216005927j:image

5ペソを入れると、扉が回転して中に入ることができます。メキシコでは個室にトイレットペーパーがないことが多いのですが、こちらも個室内にはありません。入口横に設置されているペーパーを、必要な分だけとってから個室にはいりましょう。

また、トイレットペーパーは流さず、横のゴミ箱に捨てるのがルールです。

トイレットペーパーがないところもあるため、メキシコ旅行は、ティッシュを持ち歩くことをお勧めします。

ピラミッドの見学

f:id:usakolog:20211215063927j:image

駐車場前から坂道を登っていきます。

頂上には侵略の証「ロス・レメディオス教会」が建っています。

きつい坂でも階段でもないのですが、かなり息があがります。

さすが2000m越えの高地です。

5分ほどで中腹の丘に到着、ここでも十分街が見渡せます。
f:id:usakolog:20211215063922j:image

そのあとも登り続けること10分ほどで教会が見えてきます。

f:id:usakolog:20211215063925j:image

f:id:usakolog:20211215064253j:image

頂上にたつ教会は大きくはありませんが、青空に生える美しい建物でした。

f:id:usakolog:20211215064245j:plain

教会内は、ご覧の通りの人だかり・・・。

入口からすでに人が多すぎたため入るのは断念しました。

f:id:usakolog:20211215064242j:image

チョルーラの街が一望できます。

f:id:usakolog:20211215064237j:image

この頂上の高さは、テオティワカンの太陽のピラミッドとほとんど同じですが、見える景色はまるで違います。

テオティワカンは、なぜ滅びたのかさえわかならい謎に包まれた遺跡で、現在も周りは何もなく、大自然が広がっています。

チョルーラは侵略されたのちに、過去の宗教を封じ込めるためにスペイン人は多くの教会が建て、街を発展させてきました。そのため、ヨーロッパ風の建物が多く、頂上からは美しい街並みをみることができます。

 

謎めいた地下トンネル

このピラミッドのすごい所は、その神殿内部の地下迷路のようになったトンネルを見ることができるのです。

しかし、ここも残念ながらコロナの影響で現在は封鎖されており、見学することができません。

以前訪れた際は、東西南北に8kmの通路がある中の約700mの部分が公開されており、歩くことができました。

ちょうど人がなんとかすれ違うことのできる程度の通路が続いています。まるでドラクエの洞窟内を散策しているようで、子供も大はしゃぎでした。
ここもまた行きたいと思っていたため、内部が見れなかったのは本当に残念です。

再開された時のため、だいたいの位置を地図に書いてみました。

わかりにくくて申し訳ありませんが、地下の通路への入り口と出口を書いてみました。

 

f:id:usakolog:20211215075347j:image

入口当たりをグーグルマップで拡大すると、

Tunel de la piramideという場所が見つかると思います。

f:id:usakolog:20211215075948j:image

 

考古学ゾーン


f:id:usakolog:20211215083218j:image

f:id:usakolog:20211215083237j:image

地図のトラチウアルテペトルから、神殿跡を見ることのできる考古学ゾーンに入ることができます。ここからも、頂上の教会へいくことができます。

ただし、ここは日曜日、月曜日は閉まっていますので旅程を立てる際には注意してください。

入場料は80ペソ です。

通常時は地下トンネルもこのチケットで見学できますが、現在見られるのは、ピラミッドの一部の遺跡のみとなります。

 

まとめ

テオティワカンから車で約3時間の場所に、存在していたトラチウアルテペトル。

どちらも生け贄を日常に行っていたという血塗られた歴史をもっています。

チョルーラの人々を虐殺したという、スペインの侵略者、エルナンコルテスは、アステカの血塗られた宗教を変えようとしたと、一説にありますが、この地で多くの人が犠牲になったことに変わりはありません。

侵略という悲しい歴史によって、隠されてしまった世界最大のピラミッド。

しかし、甘さの頂上から見える絶景と、秘密めいた地下トンネルの散策は、きっと忘れられない思い出になるとはずです。

メキシコ政府観光局によって「プエブロ・マヒコ 」Programa Pueblos Mágicos

魔法の村」として選ばれているチョルーラ。

(魔法のように美しい自然、豊かな文化遺産、歴史的な重要度が高いという基準でえらばれるそうです)

一度、訪れてみてはいかがでしょうか。