海外赴任が決まったら、とにかく買い物を始めましょう。実際に持ってきて良かったものをまとめました。
- キッチン用品でもっていくべきもの
- 洗面・洗濯用品で持っていくべきもの
- 化粧品・衛生用品で買っていくべきもの
- とりあえずあったほうがいい薬
- 衣類
- その他
- 持ってこなかったことを後悔したもの
- 航空便で送れないもの・船便で送れないもの
- まとめ
引っ越し荷物はアメリカ生活充実のスタートをきるために重要です。
一時帰国で買い足そうと思っていても、エコノミークラスであれば、1人につきスーツケース2個まで23キロ以下と限られています。
しかも今度いつ帰れるかわからない日本ですから出来るだけ沢山送りましょう。
キッチン用品でもっていくべきもの
今手持ちのもの古いものは断捨離して、必要なものを買い足して一通り持っていくといいです。
もちろんアメリカには可愛いキッチングッズが沢山ありますが、日本人しか使わないものもありますので、使い慣れたものを持っていくことをお勧めします。
調理器具
- キッチンバサミ
- 包丁
- 包丁とぎ
- 泡だて器
- ゴムベラ
- 計量カップ
- 計量スプーン
- キッチンスケール
- しゃもじ
- ワインオープナー
- まな板
- 野菜スライサー
- キャベツスライサー
- すり鉢
- おろし器
- ピーラー
- 茶漉し
- おたま
- れんげ
- フライ返し
- ゴムベラ
- オイルポット
- 缶切り
- 巻き寿司用すだれ
- 寿司桶
- 鍋敷
- 目玉焼きメーカー
日本の文化を伝えることのできるお寿司・流しそうめん・焼き鳥などの食卓で楽しめるものを持ってくると、子供のお友達が来た時や、パーティーなどの際に大活躍です。
買っていくと便利なもの
- お箸
- さいばし
- ストロー
- キッチンスポンジ
- ゴム手袋
- 爪楊枝
- 割り箸
- 竹串
- 使い捨てのお弁当箱
- お弁当用のおかずカップ
- お菓子作り関係の紙型(パウンドケーキなど)
- お茶の紙パック
日本の方が優れているものが安いので余裕があれば持ってくると役立ちます。
また、サランラップやアルミホイルも、こちらのものは使い勝手が悪いという方もいらっしゃるので、持ってきてもいいかもしれません。私はCOSTCOのものを使用しています。
お鍋類
- 卵焼き用のフライパン
- フライパン
- 片手鍋
- 深めの鍋
- 圧力鍋
- シャトルシェフ
- 蒸し器
底の丸い中華鍋はオール電化の場合が多いため使えないかもしれません。
電気のコンロですが、IHというわけではないので、IH対応のものである必要はありません。
意外と手に入らないのが、卵焼き用の四角いフライパンです。
忘れないように購入していきましょう
テキサス州では、昨年の寒波は過去に前例のなかったことでしたが、ほかの都市では寒波による停電はよくあります。
荷物に余裕があればボンベで使えるのストーブも持ってくるといいかと思います。
食器類
- 日常的に使えるお皿
- 和食器
- 箸置き
- お客様用のティーカップセット
- 茶碗蒸しの食器
- グラス類一式
- 急須
- 麦茶ポット
基本的には日本独自のもの以外は買えます。
その他
- お弁当箱
- スープジャー
- 保冷の水筒
- お箸箱
- お重箱
- お菓子やパン作りに使用するグッズ
- フードプロセッサー
ジップロックや、タッパーは豊富で安く買えるのですが、お弁当の習慣がないので、お弁当箱関係は持参した方がいいと思います。
お菓子やパンを作る為のものは、日本のものの方が使いやすいです。
下記のセットは、ガス抜きめん棒などがついていて持っておくと便利です。
今回、新たにフードプロセッサーも買っていったのですが、10年ぶりの買い替えで驚いたのは性能のよさです。
刻むだけではなくて、おろしやパンコネ機能までついています。
山芋などをおろすもの一瞬でできて本当に便利です。
これがあれば、お料理がかなり時短になります。
アメリカにも売られていますが、大きすぎて使いづらいものや日本人の望む機能が付いていないので持ってくることをお勧めします。
私が購入したタイガーなのですが、ステンレスでできており軽く衛生的で、扱いやすいです。構造もシンプルで、食洗器で洗えます。
アメリカでも購入できますが、大きすぎて使いにくいです。
洗面・洗濯用品で持っていくべきもの
- 洗面器
- 高めのバスチェアー
- バススポンジ
- バスブーツ
- シャワーヘッド
- 石鹸おき
- バスマット
- 洗濯ネット
- 室内用物干し
- 便座カバー
こちらでは洗濯は全て乾燥機にかける文化なので、洗濯を干すことができません。
ベランダに干すことは禁止されている為、小さなものでいいので物干しはマストアイテムです。コンパクトで場所をとらないタイプなら、ランドリーでも邪魔になりません。
基本、立ったままシャワーを浴びるのでバスチェアはあまり売られていません。
ちいさなお子様の髪を洗ってあげたりする方は買ってきた方がいいと思います。
また、シャワーヘッドも繊細なシャワーや、水圧が欲しい方は買っていくといいでしょう。
アメリカでは水も変わって、硬水ですし慣れるまでに肌荒れをおこすこともあります。塩素除去ができるタイプなどがおすすめです。こちらのヘッドにも問題なくつきます。
便座カバーですが、我が家は使っていません。
ウォームレットはないので、冷たくて我慢が出来ないと思われる方は必要でしょう。
化粧品・衛生用品で買っていくべきもの
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- 日焼け止め
- 洗顔
- メイク落とし
- メイク用品一式
- ヘアー用カラーリング材(ガスなし)
- ヘアブラシ
- コンタクトレンズ
- 綿棒
- 爪切り
- 耳かき
- 化粧用コッコン
- 生理用ナプキン
- 歯ブラシ
歯ブラシは、ヘッドが小さいものがほとんど売られていません。
ヘッドの小さいものをたまに見つけても、質が悪いうえに、1本5ドル以上するので、デンターシステマなど、こだわりの歯ブラシは持参したほうがいいです。
日焼け止めもや化粧水は自分が使い慣れたものが1番です。
日焼け止めは100ml以下の上記のようなものだと、飛行機内にも持ち込めるため両行の際も便利です。
また、化粧水はアメリカのものは拭き取りタイプのものが多く、肌を保湿するタイプのものがあまりありません。また香料がすごいです。
クリニークや、キールズなどをもともと使っている方はこちらの方が安く買えます。
私は肌が強い方なのですが、渡米後は今までにない乾燥のせいなのか、原因はわかりませんが肌が荒れて大変でした。
保湿重視の化粧品をまずは持ってこられるといいと思います。
それから、生理ナプキンはあれば絶対良いです。こちらで1番有名な「allways 」なら良いと聞いていたのですが、私はかなりビニール感を感じて蒸れるので日本製のものを一時帰国で買ってきました。
日本食材のスーパーにありますが、普段250円で買ってる様なものが10ドルくらいで売られているので、私自身は勿体無くて買えません。
とりあえずあったほうがいい薬
こちらは口から飲むものは、引っ越し荷物では一切送れないので手荷物になります。
湿布薬などは引っ越し荷物に入れると良いです。
引っ越し荷物用
- 消毒液
- 湿布薬
- キズパワーパッド
- バンドエイド
- 虫除け(ガスなし)
- 体温計
- 防災セット
手荷物用
- 常備薬
- 常用しているビタミン剤
- 風邪薬
- 頭痛薬
- 下痢止め
- 胃薬
- 虫刺され薬
- 紙のマスク
- 処方薬
こちらでも買えますが、とっさの時にやはり使い慣れたものがあると安心です。
赴任時には一式持っていきましょう。
裏技ですが、処方薬はかかりつけ医に行って海外に行くから薬を出して欲しいと言うと、たいていは出してくれます。
何がいいか聞かれたら、
サワシリン(広い菌に効く抗生物質)
カロナールかロキソニン(解熱鎮痛)
PL(総合感冒薬)
リンデロン(抗生物質が入った塗り薬)
などがあれば安心でしょう。
どれも、普段ちょっとした風邪や扁桃腺の腫れで病院に行った時に処方してもらうものですが、アメリカだと気軽にに1人で病院には行けないのであると安心です。
持参の際は何の薬かきかれたときのために、必ず処方箋とともに持っていきましょう。
セルフメディケーションの進んでいるアメリカですが、なぜか抗菌目薬は処方箋が必要なので、買っておくと安心かもしれません。
衣類
- 普段着
- 礼服とお葬儀グッズ
- パジャマ
- 下着類
- ちょっとした会の為のワンピース
- (浴衣)
- お気に入りのブランドの靴
- 着圧ソックス
手持ちの服はもちろんですが、こちらに来ると日本でのような格好をしていると目立ってしまいますし、普段の服装もアメリカっぽくなってくるので、あまり買ってくることもないと思います。
ただ、日本人同士で会う時は、個人的には日本で流行っているような服装をした方がいいかなと思っています。
パジャマと下着類は、綿100%のものを見つけるのは困難なので、特にお子さんがいる方は多めに買ってきてあげた方がいいと思います。
浴衣も子供の学校のお祭りなどに使えるのでおすすめ。
作り帯のものを選べば、着付けも簡単です。
アメリカでは、車を運転することになると思うので
日焼け対策アームカバーも買っていくといいと思います。
アメリカでは見たことがありません。
その他
- お気に入りの枕と枕カバー
- 衣類の防虫剤
- 本、ブックオフなので大量買いがおすすめ
- キンドル 電子書籍に抵抗のない人はこちらがおすすめ
- 傘、日傘
- 裁縫道具
- 輪ゴム
- ミシン
- ガイドブック
キンドルは買っておけば、手軽に本を読めます。
無料の本もあるのでぜひ、上記のような安いモデルで十分です。
スリッパも売ってはいるのですが、日本のものとは少し違うので、来客用のものを持ってきておくと重宝します。
また、アメリカには下駄箱がないため、下駄箱やスリッパラックも持ってきてよかったです。
枕はあまりいいものを見つけられていないので、安眠には重要なアイテムだから持ってきた方がいいかもしれません。
防虫剤は、日本で使用しているようなものはありません。私は帰国の際にいつも購入しています。クローゼット用なども持ってきた方がといいと思います。
持ってこなかったことを後悔したもの
以前の駐在生活ではあまり悩むこともなかったので、場所や環境にもよると思うのですが、アメリカの夏は虫との闘いが待っています。
アパートで駆除はしてくれるのですが、私はどんな小さな虫も見たくない。
日本でワンプッシュで蚊のいなくなるスプレーは危険物のため、飛行機ではもってこれないんですね。そこで下記のようなベープを沢山持ってきておけばよかったと後悔・・・。
次回の一時帰国では買い込んで来ようと思っています。
航空便で送れないもの・船便で送れないもの
航空便と船便両方ともリチウム電池類や、スプレー類、洗剤類、マニキュア、消毒液など、落ち込むほど送れないものだらけです。引っ越し準備の買い物の前によく確認しましょう。
航空便にいたっては、洗顔や日焼け止めまでもだめだったしますので、最初に船便を出す際に、念入りに準備して送りもれのないように注意してくださいね。
船便、航空便ともに送れないものは、詳しくは日通さんのページが正確ですのでチェックしてみてください。
まとめ
自分が常に買っているものを思い出して、重量が許す限り持ってくることをお勧めします。
アメリカにきてみると、値段が高い割に品質が悪いものが多いので100円ショップなどを利用して賢く買い物をしてくるといいと思います。
一応アメリカにはDAISOがあります。
ただし日本100円のものは1.75ドル+税金です。我が家も利用していますが、ミスミス高く買わなくても、買ってこれるものは持ってくるといいですね。
ご準備は大変かと思いますが、良いスタートが切れますように。