新型コロナワクチンの2回目の接種に行ってきました。副反応は想像よりつらかったです。副反応の起きる確率や接種後気になることも調べました。
アメリカでのワクチン接種についての申し込みから接種までの
主な概要は下記の記事をお読みいただければと思います。
2回目接種体験
2回目の接種も前回と同じ病院にいきましたが、前回とはまるで違い、
訪れている人はまばらでした。
全く待つこともなく接種できました。
待合室もガラガラです。
アメリカでは5月13日以降ファイザー製のワクチンが
12歳以上の子供に接種可能になったため、今後は子供たちの接種が増加すると思います。
接種後、6時間ほどで腕に痛みがでてきました。
1回めも痛かったのでそれは覚悟していました。
翌朝、接種後24時間ごろには全身の倦怠感がすごく、
身体中が痛み微熱が出始めました。
その後も身体の痛みは続き、接種後30時間後にはひどい悪寒に襲われました。
普段の体感としては39度近い熱が出ている時のようなきつさでしたが、
熱はその時37.5度でした。
以前コロナに感染した人が、熱もほとんどなくてもとにかく苦しい、体験したことがない身体のつらさだというのを聞いたことがあります。
感染したわけではないので同様ではありませんが、私自身感じたのは熱が低い割には、本当に体がしんどくて辛いということでした。
ワクチン接種の際は翌日のスケジュールは開けておいた方がいいと思います。
私に状況では、仕事なんて到底できない体調でした。
3日目には熱も下がり、身体は筋肉痛のようなだるさは残るものの元気になりました。
また、それから数日シャンプーの際の抜け毛が3倍ほど増えました。
(直接的な関係はないのかもしれませんが)
夫は2回目接種の際も、全く副反応もなく腕の痛みも大したことはないと言っていたので副反応にはかなり個人差があると思います。
副反応のデータ
ちなみに確認されてい頻度の高い副反応として、倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛などがあります。
私が接種したのはファイザー社のものですが、
日経新聞に出ていた副反応の記事がこちらです。
ファイザー社、モデルナ社いずれも2回目のほうが副反応が出やすく、
発熱の割合も 3割から4割の方におきるようですね。
実際、私の周りでも若い方でモデルナを接種した方は発熱したとききました。
また、下記は朝日新聞に掲載されていた
年代別の副反応で発熱する割合です。
年齢が若い方が発熱する割合が多く、
また男性より女性の方が副反応が起きやすいようですね。
20代に至っては5割の方が発熱するということですので注意が必要ですね。
こちらも朝日新聞のデータですが倦怠感に関してはかなりの人が感じるようです。
ワクチンの接種後に関する厚生労働省の調査結果はこちらからどうぞ。
ワクチン接種のメリット
ワクチン接種のメリットは感染を防げること、
感染しても重症化するのを防げることです。
厚労省によると、国内では感染者の1.5%が亡くなっておられます。
(感染者約65人に1人)
死亡率は70代では4.8%、80代以上では13.2%だそうです。
国立感染症研究所の調査では、インフルエンザの死亡率は0.1%程度ですので、
インフルエンザよりも10倍以上、死亡率が高いことになります。
現在、国内で接種が進むファイザー社のワクチンは
感染のリスクを95%減らすことができるそうです。
ただし、免疫がつくまでには2回目接種後、2週間必要です。
接種後気になること
厚生労働省が発表していることから抜粋しました。
接種した当日にお風呂に入れる?
当日問題なく入れます。
接種した後、熱が出た場合、解熱剤を飲んでもいい?
飲んでも大丈夫です。
ただし、他のお薬を内服している場合や、病気治療中の場合、激しい痛みや高熱など、症状が重い場合や、症状が長く続いている場合、ワクチン接種後としては典型的でない症状がみられる場合は主治医に相談が必要です。
接種をした後、発熱した状態で人に会うと、人に感染させるリスクはある?
ワクチンの接種による発熱は免疫反応で起きるものであり、ワクチンが原因で周りの人に感染させることはありません。
ワクチン接種でコロナに感染することはある?
ワクチン接種が原因でコロナに感染することはありません。
副反応が起きた場合の補償はどうなる?
健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
もっと詳しく知りたい場合はこちらからご覧いただけます。
モデルナ、ファイザーどちらがいいのか?
私の接種したのはファイザー製ですが、現在職域接種や大学での接種でもすすんでいるモデルナとの比較ですが、厚生労働省の発表によると、発症予防効果はファイザーが95%、モデルナが94%です。
また、副反応がモデルナのほうが発生する割合が、少し高いという報告があるようです。
また、アナフィラキシーショックが起きる割合が、ファイザーが100万回あたり、4.7件に対し、モデルナは2.5件と報告されています。
あと大きな違いとしては、2回目接種までの間隔がファイザーは3週間でいいのに対し、モデルナは4週間必要です。
10年、20年後の体への影響は人類のだれにもわかりませんし、現在わかっていることのデータを踏まえて、どちらかを選択すればよいと思います。
まとめ
新型コロナワクチンの接種による副反応が起きる割合は、
年代性別にもよりますがかなり高いということが分かりました。
そして実際自分も発熱して、実際の体温より体はきついかったです。
しかし、ワクチンは多くのメリットがあります。
現在、私の住んでいるテキサス州ではほとんどの人がマスクをしていません。
その人々が、ワクチンを接種済みなのかは確認の使用がありませんが、
感染者が増加していないということからすると、かなりの有効性を感じます。
また、その状況で日常が戻りつつある実感があります。
まだいろいろな意味で不安のあるワクチン接種ですが、
無事に免疫が広がり、一日でも早く日常を取り戻せる日がきますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。