海外赴任前に本当に作って良かったクレジットカード

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駐在が決まったら、やることがいっぱいで気が狂いそうになりますよね。でもクレジットカードは作っておいて本当によかったのでお伝えします。

アメリカに駐在の場合

おそらくアメリカに駐在が決まった方は、場所と好みによってですが日本在住でも作成できる「JAL USAカード」「ANA USAカード」のどちらかを作成される方が多いと思います。

アメリカはクレジットカード社会ですし、ドルで給料を受け取るわけですからアメリカでドルで引き落としのできるクレジットカードが必要になるからです。

アメリカでは「クレジットヒストリー」という社会的信用スコアがたまらないと、現地でクレジットカードを作成することができません。

ただし、JALとANAのUSAカードは赴任前に日本で作成の手続きをして、現地で受け取り、アメリカで使用できるため、渡米の最初のカードとして我が家も作りました。支払いは現地で作成するアメリカの口座からドルで引き落としされるように手続きします。

アメリカでクレジットカードを作成できるようになるまでには、アメリカに暮らしてからソーシャルセキュリティーナンバーを取得後、約1年ほどかかるというのが通説です。

アメリカはクレジットカードを新規作成した時の特典がとてもいいので、クレジットヒストリーたまってスコアが上がってくれば、アメリカで新たにクレジットカードを作成するといいと思います。

しかし、今回作っておくべきとお勧めするカードはこのカードのことではありません。

 

駐在員は空港を使う機会が増える

駐在員は赴任や一時帰国はもちろん、旅行に行く機会が増えます。

アメリカは日本と違って国土が広大なため、飛行機での移動が一般的。

出張も日本以上に飛行機を使うことが多くなります。

そうなると空港ラウンジをつかえるプライオリティパスを持っているのと、持っていないのでは、快適さがまったく違います。

個人の経験だとアメリカの航空会社は、10回のうち7回は遅延します。平気でフライトキャンセルにもなります。逆に定刻より30分も早く出発して、乗り継ぎの際に置いて行かれたこともあります。

先日旅行に行った時も行きは、3時間の遅れ、帰りは2時間半の遅れで空港で何時間も待つ羽目になりました。

そんな時にラウンジが使えたので、快適にすごすことができました。

 

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プライオリティパスとは

プライオリティパスとは、世界最大級の空港ラウンジサービスです。
プライオリティパスを利用すれば、世界の空港で出航前の時間をラウンジで過ごすことができます。空港によっては、スパや仮眠室が用意されていますので、フライトまで少し待つ必要があるというときに利用できます。ドリンク、パン、スイーツのほか、アルコールを用意しているラウンジもあり、無料で頂くことができます。ほとんどのラウンジでは無料のWi-Fiが設置されており、電子機器の充電サービスがあるため、仕事をしたり、家族に連絡をしたりして、待ち時間を有効に使うことができます。

 

プライオリティパスの会員は3種類


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             出典・HPより
プライオリティパスは、一番安い会員でも$99、しかも使用の度に$32の料金を払わなければなりません。

10回分無料で使える会員となると$299もします。

 

プライオリティパスが付帯するカードを作ろう

プライオリティパスがクレジットカードに付随してくるものは、たくさんあります。

私が利用していたアメックスゴールド(年会費31,900円税込み)もプライオリティパスが付いていた為利用していました。

ただし1年に2回までの利用は無料という制限付きで、それ以降は使うたびに利用料がかかりました。

日本で生活していると海外旅行もそんなに頻繁にいけませんし、日本国内の空港であればあれば、アメックスカードを掲示すれば同伴者1名も含め無料で利用できたので不便は感じなかったのですが、海外駐在では2回しか無料で使えないのは辛い

そこでプライオリティパス付のカードを色々調べました。

(余談ですが、アメックスをお持ちの方は年会費更新の日までは、解約せずアメリカに持参しましょう。渡米後アメリカのアメックスを作成する際にはクレジットヒストリーを引き継ぐことが来ます。)

 

一番コスパのいいクレジットカードは?

そこでいろいろ調べた結果、作ったカードは

それが、「楽天プレミアムカード」です。

楽天プレミアムカードの年会費は、11,000円(税込み)です。

この年会費で、プライオリティパスは年会費$429のプレステージ会員が付随してくるのです。

これだけで年会費を払う価値はあると思いますが、他にもおすすめ理由があります。

 

楽天プレミアムカードを駐在員が持つメリット

他にも様々な特典はあるのですが、駐在員として特にお得だと思う特典はこちらです。

プライオリティーパス使い放題

●日本国内の空港ラウンジも無制限で使える

●海外でトラベルデスクを利用できる

空港手荷物宅配サービス年間2回まで利用可能

 

プライオリティーパスを持っていけば、赴任時も羽田空港や、成田空港のラウンジでお食事をいただけます。これだけで$32のサービスです。

また、家から空港までスーツケースを無料で送ることができます。自分でスーツケースを都内から羽田空港に発送すると、2,730円かかります。

このスーツケースの配送サービスは一時帰国の際に本当に助かっています。

 

出国までにすでにこれだけのメリットがあり、アメリカに関しては、到着時もラウンジを使えます。乗り継ぎなどがあるときも安心ですね。

プライオリティーパスのラウンジの様子は、羽田でラウンジを利用した際の記事があります。よければご覧になってみてください。

 

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成田空港からご出国の際には下記のラウンジが利用できます。

●ANA Lounge(第1ターミナル)
●IASS Executive Lounge(第1ターミナル)
●KAL Business Class Lounge(第1ターミナル)
●IASS Executive Lounge(第2ターミナル)

 

楽天プレミアムカードを作るときの注意

楽天プレミアムカードは、「VISA」「Mastercard」「JCB」「AMEX」を選ぶことができます。ここではVISAMastercardを選びましょう。

渡米後に使う必要があるかもしれないし、アメリカだからAMEXにしようと思って選んでも、実際にはアメリカでもVISAかMastercardしか使えないところがあります。JCBはハワイ以外のアメリカ本土では使用しづらいです。

JAL USAや、ANA USAも渡米後に諸々の手続きが必要なので家探しの際にデポジットを払ったりする必要が出てくる可能性もあるので、使用しやすいカードの方が安心です。

またアメリカのコストコで買い物に利用できるのは、VISAカードのみです。

日本で利用の際もVISAかMastercardは、タッチ決済に対応しているので便利です。

 

また、「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」のいずれかを選ぶ際には、トラベルコースを選びましょう。

そうすれば、旅行の際の出発時に自宅などから空港へ、または到着時に空港から自宅などへ 手荷物を無料で配送できる年2回分のクーポンが届きます。

※楽天プレミアムカードをお申し込み後に楽天e-NAVIからの手続きが別途必要
※利用できる空港は成田国際空港、羽田空港国際線、関西国際空港、中部国際空港

 

もう一つ注意したいのは、楽天プレミアムカードで家族カードを作っても、家族カード会員プライオリティパスは発行できません。

つまり、夫婦で利用したい場合はそれぞれの名義でカードを作る必要があります。

 

保険についても注意が必要です。楽天プレミアムカードは旅行傷害保険が付帯していますが、駐在員の場合は赴任は、旅行ではないので該当しません。

一時帰国の際に旅行する際には利用することはできます。しかしこちらのカードは自動付帯ではなく利用付帯のため、その旅行に関しての支払いに使わないと保険料は支払われません。

例えば海外旅行障害保険を確認してみると下記のようになっていました。

 ご注意  ※必ずお読みください
1 上表に「利用条件」と記載がある補償内容は、日本を出国する以前に、公共交通乗用具(※1)または募集型企画旅行(※2)
の料金を楽天プレミアムカードで支払った場合(補償期間/日本を出発してから3か月後の午後 12 時までの旅行期間)
に限り、補償されます。
※1 公共交通乗用具とは
 航空法、鉄道事業法、海上運送法、道路運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、
電車、船舶、バス、タクシーなどをいいます(当該旅行のために乗用するものに限ります。)。
※2 募集型企画旅行とは
 旅行会社が、旅行者の募集のためにあらかじめ、旅行の目的地および日程、旅行者が提供を受けることができる
運送又は宿泊のサービス内容並びに旅行者が旅行会社に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成
し、これにより実施する旅行(旅行業法第 12 条の3の規定に基づく標準旅行業約款募集型企画旅行契約の部第2
条第1項に規定するもの)をいいます。詳しくは旅行代理店にご確認ください。

プライオリティパスの使い方

プライオリティパスのラウンジの利用方法は、簡単です。

受付でプライオリティパス当日の搭乗券(ボーディングパス)を渡します。

受付の人がカードをスキャン後、レシートを受け取るだけでOKです。

自分だけしかプライオリティパスを持っていないと、夫婦で利用した際は、同伴者の分の$32が楽天プレミアムカードに請求がきます。

夫婦でも別行動することもあるでしょうから、1人ずつ楽天プレミアムカードに入会して、それぞれにプライオリティパスを発行したほうがいいでしょう。我が家も夫婦それぞれにカードを持っています。

 

国内の空港ラウンジの使い方

国内の空港ラウンジはプライオリティパスは必要なく、楽天プレミアムカードと、当日の搭乗券を掲示すれば利用することができます。

出発時も到着空港でも両方利用できます。

空港によってセキュリティゲート内にある場合と、外にある場合、両方ある空港もあります。

羽田空港のラウンジについての記事がありますので良ければご覧ください。

 

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赴任してからでは日本のクレジットカードは作れない?

クレジットカードは本人確認書類を掲示して、日本国内で受け取る必要があります。

赴任してしまうと海外には発送してもらえないので、赴任前に受けとる必要があります。

また、プライオリティパスは楽天プレミアムカードを受け取った後に、別途申し込みが必要です。楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」から申し込みます。2週間程度で簡易書留で届きます。私の場合も2週間以上かかりましたので、余裕を見て早めに入会されることをお勧めします。

現在、キャンペーンで入会して1回でも利用すれば、5000ポイントもらえます。

赴任の際の準備に楽天市場で買い物に利用できるので、5,000円は助かりますね。

楽天プレミアムカードの公式ホームページからチェックしてみてくださいね。

楽天プレミアムカード

現在年会費無料の楽天カードをお持ちの方は、プレミアムカードに切り替えしても3000ポイントしかもらえないので注意してくださいね。

まとめ

日本で生活しているときに愛用しているクレジットカードは、色々かと思います。

もしかしたら、既にプライオリティパスの発行できるカードをお持ちかもしれませんが、その場合は年間何度利用できるカードなのかは確認してみてください。

我が家が利用していたアメックスゴールドカードもそうですが、以外とプライオリティパスが無制限に使えるプレステージ会員カードが付帯しているカードは少ないです。

年会費はかかりますが、それ以上のメリットがあるカードですので本当にお勧めです。

お申し込みの際はプライオリティパスの発行日数を考慮して、余裕をもって申し込んでくださいね。